フンデルトヴァッサー展に行ってきた。はっきり言って何年ぶりだろう、京都国立近代美術館へ行ったのは。美術館へ行くのが大好きだった私もいつしか時間と仕事と毎日の生活に追われて、美術館へ行く余裕などどこかへ行ってしまっていた。そんな私は久しぶりに心が穏やかになる時間が持てた。
フンデルトヴァッサーはもともとはオーストリアのウィーンの人だったけど、晩年はニュージーランドに住んでいたようだ。そういえば、何年か前にBS-NHKでカールスモーキー石井こと石井竜也氏がこのニュージーランドの家に行く番組をやっていたのを思い出した。石井竜也氏のアートなところが好きだった私は彼が私と同様にフンデルトヴァッサーをリスペクトしていることを知り、すごくうれしかった記憶が今日、ふとよみがえってきた。
私はアールヌーボーという芸術が好きでその様式の建物を見たりするためにウイーンに1週間ほど滞在したことがあるんだけど、その延長で当時まだ現役のアーティストだったフンデルトヴァッサーを知り、彼がデザインした市営住宅を見に行った。実際にふつうに人はそこで生活し、自転車置き場には自転車がふつうに置いてあって、生活感漂うのに外観はアートなんだ。
こんなところに住める人は幸せだな~って思った。それに市営住宅をこんなアートな建物にしてもいいと許可したウイーンという街もさすがだなって思った。
そんなヴァッサーが2000年に亡くなる前に大阪の舞州というところのゴミ処理場をデザインした。ちょうとユニヴァーサルスタジオジャパンの近くだ。まるでチャーリーとチョコレート工場に出てきそうなイメージの建物で、ファンタジーが漂う。是非工場見学したいものだけど、なかなか予約も大変みたいだ。
それなのに大阪の一部の芸術センスのない連中は「税金の無駄づかい」なんておっしゃっている。こういうことにお金を使わないから、心の貧しい日本人が増えるんじゃないか。
日本の古い建造物や調度品なんかほんとにお金がかかっている。ゆえに心がそこで育って和の独特の文化が育ったのではないか。でも、それがだんだんくだらない政治のくだらない事に使われて、それこそ文化が衰退してしまっている。
だからこそ、この舞州の処理場の建物はすばらしいと思う。ゴミ処理場を素敵な建物にしてしまうところ。
もう彼がこの世にいないのは残念だけど、彼はすばらしいものをたくさん残し、しかもそれは単なる飾りものではなく、しっかりと人間の生活に密着し、役立っている。
今日は心が活性化し、自分の中の表現したいものを少し見つけられた一日だった。
加えて、物販コーナーで売っていたあるレンズつき3Dカード。すごく買ってよかったと思った。家で見ていると自分がヴァッサーの建物の中にいるみたいに感じられるんだもの。束の間のファンタジー体験ができちゃう。これはヒットだった。
フンデルトヴァッサーはもともとはオーストリアのウィーンの人だったけど、晩年はニュージーランドに住んでいたようだ。そういえば、何年か前にBS-NHKでカールスモーキー石井こと石井竜也氏がこのニュージーランドの家に行く番組をやっていたのを思い出した。石井竜也氏のアートなところが好きだった私は彼が私と同様にフンデルトヴァッサーをリスペクトしていることを知り、すごくうれしかった記憶が今日、ふとよみがえってきた。
私はアールヌーボーという芸術が好きでその様式の建物を見たりするためにウイーンに1週間ほど滞在したことがあるんだけど、その延長で当時まだ現役のアーティストだったフンデルトヴァッサーを知り、彼がデザインした市営住宅を見に行った。実際にふつうに人はそこで生活し、自転車置き場には自転車がふつうに置いてあって、生活感漂うのに外観はアートなんだ。
こんなところに住める人は幸せだな~って思った。それに市営住宅をこんなアートな建物にしてもいいと許可したウイーンという街もさすがだなって思った。
そんなヴァッサーが2000年に亡くなる前に大阪の舞州というところのゴミ処理場をデザインした。ちょうとユニヴァーサルスタジオジャパンの近くだ。まるでチャーリーとチョコレート工場に出てきそうなイメージの建物で、ファンタジーが漂う。是非工場見学したいものだけど、なかなか予約も大変みたいだ。
それなのに大阪の一部の芸術センスのない連中は「税金の無駄づかい」なんておっしゃっている。こういうことにお金を使わないから、心の貧しい日本人が増えるんじゃないか。
日本の古い建造物や調度品なんかほんとにお金がかかっている。ゆえに心がそこで育って和の独特の文化が育ったのではないか。でも、それがだんだんくだらない政治のくだらない事に使われて、それこそ文化が衰退してしまっている。
だからこそ、この舞州の処理場の建物はすばらしいと思う。ゴミ処理場を素敵な建物にしてしまうところ。
もう彼がこの世にいないのは残念だけど、彼はすばらしいものをたくさん残し、しかもそれは単なる飾りものではなく、しっかりと人間の生活に密着し、役立っている。
今日は心が活性化し、自分の中の表現したいものを少し見つけられた一日だった。
加えて、物販コーナーで売っていたあるレンズつき3Dカード。すごく買ってよかったと思った。家で見ていると自分がヴァッサーの建物の中にいるみたいに感じられるんだもの。束の間のファンタジー体験ができちゃう。これはヒットだった。