HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ヒーロー

2007年01月21日 | インディーズ
昨日の16時からは山口さんのソロライブだった。でも、今回はカバーがメインで、1曲だけ彼のオリジナルをやった。それは「終着駅」だった。なぜにこの曲を選んだのか・・・それが知りたい。

さて、私が知る曲もあれば、知らない曲もあった。最後の曲はミスチルの「ヒーロー」だった。これは結構難しい曲だと思う。だから、それをアコギ1本で歌いこなす山口さんはすごいな~って思った。

でも、彼にはこれからこの曲を超える歌を歌ってもらいたいと思う。もちろんオリジナルで。そういう曲を作れる人だと思うから。



野外のこういうライブでいいところはベビーカーに乗っている赤ちゃんもいっしょに聴いてられるということだろう。爆音ロックではなく、アコースティックな音楽でもあったし・・・



それにしても、今月は毎週のようにいろんなパターンのライブに行っているな~。

先週がマイケミだったなんて嘘みたいだ。あのぎゅうぎゅうの半端じゃないライブで拳をあげて歌っていた人が、静かに椅子に座ってライブを見ているなんてね・・・


いっとくけど、別人だね(笑)自分でもそう思う。きっと私自身はミラーボールのようにいつも回転していて、その光が当たる場所によって、表情や思いを替えていっているんだ。それは自分の意志というより回りからの光の影響で・・・



それにしても、昨日のライブにはゆるやかな時間が流れていた。それに身を任せることで、いい気持ちになれた。


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光が降りてきて、そしてそこにある始まりと終わり

2007年01月21日 | インディーズ
そういえば、「しげぞう」のライブを見るのは初めてです。前に一度だけビデオで見せてもらったことはあるけれど・・・

その時は結構2人とも交互にそれぞれがボーカルを取っていたように思います。でも、今回は牟田口さんの方だけが歌っていて、山口さんはコーラスとギターを担当していらっしゃいました。

今回はカバー曲がメインでその中に「ママ」という曲がありましたけれど、これはマイケミの「ママ」ではもちろんなくて、SHUUBIの「ママ」です。SHUUBIについては以前にもこのブログで書いたことがあるのでSHUUBIで検索してもらうとそれを読んでもらえることができます。

でも、なんでこの曲が好きなのかな~って思います。これは男の人より女の人の方がよくわかる感じの歌詞だからです。確かにいい曲ではありますが・・・

「ハナミズキ」もやってくれました。私はこれの山口さんバージョンを以前に聴いたことがあるので、今回は牟田口さんバージョンで聴けて興味深かったです。歌う人によってこんな風に歌う解釈が違うのかと、そして聴く側の受け取り方も違うんだと。

あと「青い春」もやってくれました。


そして、ラストの曲。
『歪む窓辺にて』



私はこのタイトルを聴いたとたん涙があふれそうになりました。でも、なんとかこぼさずに済みました。




これは私がインディーズバンドの音楽を聴くきっかけとなった曲。おそらくこれに出会わなかったら今のようにいろんなインディーズのバンドの皆と出会えなかったと思います。


ただ、この曲をやっていたPACESというバンドは解散ライブもせずに突然終わってしまったんです。
終わりがないというのは引きずるものです。


私は最近では忘れていたあの初めてこの曲を生で聴いた日のことを思い出しました。確か2004年の1月18日。あれから丸3年経ったんですね。いろんな情景やら自分のことやら思い出しました。今とはいろんな事情が変わり、いろんな変化があって、時はそれでも流れ続け、決して留まることなく、私は流されてここにいます。


でも、なんか昨日この曲を生で聴けたことでやっと「終わった」気がしました。


やっと、終わりました。最後の「○」が文章につけられたように・・・



ステージに降り注ぐ光の玉を追いかけながら、なんだか天使が降りてきているようだな~って感じながら、心はとても穏やかに静かに何かの終わりに微笑みました。そして、そこから始まる何かに光のお酒で乾杯しました。


まるで蝶々のように確かに羽をつけて天使たちが彼らの回りにたくさん飛び交うのを感じたんですよ。それはきっと音楽の天使たちなんでしょうね。



いい時間を過ごせました。


きっと、あの光はずっと忘れないでしょう。
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濃厚な一日

2007年01月21日 | インディーズ
昨日はかなり濃厚というか時間が小刻みに区切られて、その中で最大限に動くという感じだった。

そんな中に「しげぞう」というユニットのライブがあって、時間を割りふって、京都の新風館というところに行った。これは私がよくライブを見に行く山口茂さんとFlangeというバンドのボーカルの牟田口裕三さんという2人が思いついた時(たぶんそう)にやるユニットである。

これは昼の2時から約30分間あり、それから夕方4時からは山口さんのソロライブがあり、そしてまた夜の6時から「しげぞう」ライブというイベントだった。

天気はすごくよかったけれど、外だったので結構寒かった・・・と思う。というのもどうも寒い地方に住んでいるためなのか、ものすごい寒いかと言われると私自身はそれほどでもなかった。でも、そこのスタッフさんがいい人たちなのか、しげぞうさんたちが心配りがあるのか、御丁寧に膝掛けと携帯カイロを見ている人に渡しにきてくれた。

そういうところが私はいいな~って思う。お客さんの立場になって考えてくれるところ。

私は昼の部を見てから、ある場所に移動し、なんとか再び山口さんのソロライブに間に合ったけれど、夜の部はさすがに遠慮させてもらった。おそらく、最後の方が盛上がるのだろう。でも、私は太陽の下で見るライブを見たかった。本当の姿は昼間の方が実はよく見えるんだよね。

それこそ「服の下の下」(彼らがやった曲の1つのタイトル)・・・すなわち心の行方が。

それは自分自身の心でもある。


なんか光がきれいだったな~。光の玉が降りてきていた。まるで天使がいっぱい降りてきていたように・・・

おそらく、夜になったら見えなくなっているだろう。夜になると人は防護服をまとい、心にも厳重な警備を施す。ゆえに光の天使は降りては来ない。


私は帰りに頼まれものを買いにロフトへ行き、そしてタワーレコードにあるものを見つけにいった。それはTOKYO DROPがカバーで参加している『NO COLLECTERS, NO LIFE』というコレクターズのトリビュートアルバムだ。これはタワーレコードだけの限定版なので、他で手に入れることができない。しかもある程度の限定生産のようだ。

コレクターズを聴いていたわけではなくて、やはりTOKYO DROPとしての音源が欲しかったんだ。

店内でいろいろ見ていたら、アルバム『THE BLACK PARADE』が流れてきた。あ~やっぱりいい曲だな~って思いながら、これ聴いたら買いたくなるだろうな~って思った。マイケミカルロマンスのコーナーには「今すごく売れてます」ってポップが貼ってあった。なんかもっとましな表現の仕方はないだろうか・・・ってちょっと思ってしまったけれど、誰かが試聴していた。


そして、夜の7時過ぎだったかな。ある場所にいると「ミュージックトラック」という楽器機材関係の運搬トラックが近くに止まった。そこからデッカイアンプが下ろされた。そして、とあるビルに運びこまれた。

「あっあれは『しげぞう』ライブで使われたアンプではないか?」と根拠はないけど、そう感じた。

結構場所的にも近いし、あのアンプが新風館の野外に置きっぱなしな訳ないし。


思わず「いい音楽を伝えるお仕事ご苦労様」って心で言ってしまった。





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