HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

PUNKな春07

2007年04月02日 | 洋楽
3月31日のインテックス大阪で開催のPUNK SPRING 07 行ってきました。あまりにも全身で音楽浴び過ぎてきて、何から話していいやら・・・って感じです。とりあえず、文章はかなりあっちこっちうねってしまうと思いますが、最後まで読んでいただけたらうれしいです。

朝7時に家を出て、インテックスに着いたのはまだ9時前。服そうはタンクトップの上に5分袖のTシャツにジーパンにスニーカー。行く時は寒いので厚めのウールのカーディガンを羽織っていきました。行く途中、同じ沿線にUSJがあるものですから、結構人はいて、若いカップルとか見ていて「パンクスプリングに行くのかな?」って思ったらほとんどUSJで、弁天町で降りて、中央線に乗り換えてコスモスクエア駅に着く頃にはほんとびっくりするくらい少人数になってました。

そんなのどかな駅を降りて、いつものようにインテックスに向かって歩いていくと、あのサマソニで去年マイケミやエルレを一昨年はオアシスやウイザーを見たその場所は見事にただの駐車場に変わっていて、その面影はもうありませんでした・・・なんか悲しかったな~


9時前に着いたにもかかわらず、人はすでに列を作っていて、でもリストバンド交換もすでに始まっていたので、すぐに中に入れました。グッズ販売の列もそんなに長くなく、9時過ぎにはその会場に入れて、10時ぐらいにはすでにTシャツ買えてました。朝ごはん食べてなかったので、そこのインド料理のサモサを食べました。ゆっくりした後にロッカーへ行き、厚手のカーディガンを放り込み、Tシャツになって身軽になりました。結構天気がよかったので、外に出ても寒くなくて気持ちよかったです。昼はコンビニでパンを買って、ひなたぼっこしながら、軽く済ませました。

ひとりで行ったのですが、結構時間はあっという間に過ぎて、少しも退屈しませんでした。開演は午後1時からだったのですが、30分ほど前に会場に入ると、まだ好きな場所を決められる感じで、さすがに今回はモッシュゾーンになる最前列のエリアには近づかず、2ブロックぐらい後ろの柵の後ろに陣取りました。結構、ステージはちゃんと見れるし、出口も近いし、自分ではちょうどいい場所でした。

まず、DEAD TO MEが一番バッター。あまり知らなかったのですが、それなりに楽しめました。まあ、CD買うほどではありませんでしたが。

次はTHE SUMMER OBSESSION。このバンドのCDは持っていたので、楽しみにしていたのですが、なぜかメンバー4人のはずが3人。どうしてなのか、今だわからないけど、脱退したのかな~?ゆえに思っていたより、ちょっと違う感じでした。CDではものすごく好きにはならないけど、嫌いではない聞きやすい曲のイメージだったので、一人減った分、コーラスラインが弱くなっていたというか・・・好きな曲はやってくれたので、それは楽しめました。でも、演奏はうまかったし、ボーカルの雰囲気もよかったですよ。

そして、いよいよものすご~く楽しみにしていたTHE RED JUMPSUIT APPARATUSの登場。ボーカルのロニー君はPVで見たよりさらにロングヘアになってました。なぜかマリオTシャツを着ていたので、それがクールな雰囲気の彼とのギャップがあって、微笑ましかったです。

彼らはなんと今回のPUNK SPRINGが初日本上陸だったようで、この大阪でのライブが日本で初ライブとなったわけです。その場にいられてファンの私としてはすごく幸せでした。

ただ、やっぱり最初の曲はかなり緊張してたみたいで、「ちょっと上がり気味?」って思いましたが、さすがに勘がいいのか、すぐに自分を取り戻し、実に表現力豊かなボーカルで、会場を巻き込んできました。もう、なんて言っていいのか、声がすごくいい。深みがあって厚みがあって、きれいな声なんです。スクリーモにとりあえず入れられているバンドだけにシャウトしたりスクリーミングもするのですが、一方ですごくエモーショナルに聴き手をうならせるクオリティーの高い歌い方をして、心をわしづかみにするんです。メリハリがすごいんです。マイケミのジェラルドのようにしゃがみこんで前のめりで歌い込んだり、飛び跳ねたり、その七変化するボーカル力には感動しました。

IN FATE'S HANDS
WAITING
FALSE PROTENSE
FACE DOWN
YOUR GUARDIAN ANGEL~GRIM GOODBYE~

がセットリストでしたが、FACE DOWNをやる前に「これはラジオとかで聞いたことがあると思うよ」っていうような事を言ってました。スカパーとかのヘビィローでPVが何度も流れていた曲なので、結構皆聞いたことあったんじゃないかな?

そして、ラストの曲は実はアルバムの日本盤のボーナストラック前のラストの曲とシークレットのGRIM GOODBYEを繋げたものだったのですが、もう一大叙情詩って感じで、心が濡れました。彼らはレッドツェッペリンやピンクフロイド、ピーターガブリエル、シガーロスとかを聴いてきて、その影響を受けているというのがすごくよくわかりました。この部分はどこかマイケミと共通だったりしますね。やっぱり繋がっているというのか・・・

年齢的には若いはずなのに、歌い方が大人で、その演奏力もボーカル力もかなりハイレベルでした。なぜかボーカルのロニーが若い頃のアクセル・ローズにときおり見えたりして・・・ってこれは外見的なものですが。


とにかく、このバンドを見れてほんとによかったし、もう完全にノックアウトでしたね。ライブ見てますます大好きになりました。

そして、最後の去り際にロニー君が「Have a nice day!」って言ってくれたのですよ!
私が喜んだのは想像つきますよね?(笑)

そんな感動が覚めやらぬ間にマキシマム・ザ・ホルモンの登場です。

ナオちゃんが音合わせの段階で松たか子の歌を歌い始めたりして、最初からいろいろサービスしてくれました。とにかく、ナオちゃんのトーク満開のライブであり、「絶望ビリー」「ぶっ生き返す」「恋のメガラバ」では会場は揺れてました。最初の3バンドよりずっと人がぎゅうぎゅうでした。とにかくすごい人気で・・・。ナオちゃんが外国人のまねして「オウサ~カ」とか言うと、ダイスケはんが「オイガ~ツオ」とか言って、笑えました。実は外国人は皆「オイガ~ツオ」って言ってるんだぜ~なんてね(笑)

もう会場踊りまくりで、すっごく楽しかったです。

その後はTHE TOY DOLLS。

コミックパンクバンドっていう感じですが、腕前はかなりのもの。スタッフとか皆楽屋から釘付けになって彼らのステージを見てましたよ。

そして、DROPKICK MURPHYS。

びっくりしたのが、バグパイプの人とアコーディオンの人がメンバーにいたこと。これらの楽器でパンクをやるとは・・・なんか感動しました。かなり会場は白熱してましたね。私はあまり知らないけれど、結構人気でした。

で、ついに登場。ELLEGARDEN!

オープニングを入れて全部で10曲やってくれました。

ジターバグとSUPERNOVAとMAKE A WISH以外は『ELEVEN・・・』からの曲だったので、生でやっと聴けた曲もあって、ほんとうれしくて、うれしくて・・・こんなの初めてですが、彼らの演奏聴いていて、細美さんの歌聴いていて、涙が出てきました。行きたくても、ぜんぜんチケットとれないし、東京には行けないしで、たまっていた思いがそこで溢れたんでしょうね。大人気なく泣いてしまうとは・・・って言ってもワンワン他人にわかるようには泣いてませんよ。ちょっと涙が溢れただけです。MCはほとんどなかったけど、「やばいぐらい楽しい」「来てほんとよかったです」って細美さんは言ってました。ずっと笑顔で・・・

はっきり言って、この日の一番のバンドがELLEGARDENでした。もはや海外のアーティストも超えてしまうぐらいの力。会場の盛上がり具合も一番だったように思うし、ほんとに最高のライブでした。

とりあえず、今はここまでが限度です。ではまた続きは後で・・・
コメント (2)
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