HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

出会いは突然に

2007年04月13日 | START FROM SCRATCH
♪~月曜に市場へでかけ~火曜日はお風呂に入り~テュラテュラテュラテュララ~♪って歌あったよね。タイトル忘れたけれど・・・確かロシアの民謡で。

そんな感じの出会いもあるもんだと今日思いました。

今週の月曜日にMTVであったパンクスプリング07のライブ特集第一弾の後になんとなくチャンネルをそのままにしていたら新番組の『ホワイトベルト』っていうのが始まり、そこでとあるPVが流れました。

そして、その音楽を聴いて「えっ?彼らは誰?」って具合に電撃が身体に走りました。

とにかく名前を知らないと・・・って他の作業をしていた手を留めて、メモを手に持ち、PV終了間際に出るクレジットから

Start From Scratch(SFS)の『SUNNY DAY』って曲だと知り、メモしました。

そして、水曜日にパンクスプリング07の特集第二弾を見たら、そのトップに彼らが登場。東京だけしか出て無いので初めてライブパフォーマンスをテレビを通してだけど見たのですが、それにまたもやしびれてしまいました。


すでに月曜からそのバンドの名が頭から離れなくて、水曜日に行ったHMVではCDを見つけられなかったために木曜に今度はタワーレコードに行きました。

実は彼らはこの4/4にメジャーデビューしたのです。だからメジャーのところを探したのですが、見つからず、やっと見つけたのはインディーズのコーナーでそこにはアルバムが一枚とインディーズの時のシングルが一枚とメジャーデビューのシングルが一枚だけありました。

言う間でも無く、その3枚とも買って、すっかり彼らのCDはその棚から無くなりました。なんか昔のエルレのCDを買った時を思い出しましたが・・・

そして、その日は実際は聴く時間が無かったのですが、ジャケットとかを見ていたら、なんとメジャーシングルの帯の裏にライブ情報が・・・


目を疑いました。なんと今日13日に京都でライブがあると・・・しかもそこは私のよく行く場所、京都VOXHALL。驚いたのなんの・・・

が、13日は職場の飲み会で焼肉を皆で食べに行くことが決まってました。でも、うまくいけば見れるかもと、急遽、SFSのスタッフさんあてにメールで出演時間を問い合わせると8時半からとお返事をいただけました。

焼肉屋での打ち上げが6時半から始まって、なんとか8時にそこを出れば間に合うかもと、一応食べるだけ食べて(でも焼肉食べるとね~わかるでしょ・・・ゆえに必死で歯磨きをし、クロレッツを噛み・・・)「すいません。用事があって早く帰らないといけないので~」って先に退席させてもらって、速攻でVOXHALLへ・・・

着いたら、ステージではなんだかセクシーすぎるダンサー達が踊りまくっていて、それが終わるといつもは観客席となる真ん中あたりにDJコーナーが作られていて、そこでヒップホップ系のアーティストが歌い始めて、ラップのリズムにその手のファンが身体を揺らしていて、おそらく特に会社帰りの服で来た私は浮き浮きだろうなと思いつつも、その中に入っていきました。

そのラップの間にステージではSFSのセッティングが行われていて、MTVで見たメンバーがステージでチューニングとかしてたので、とりあえず一番前まで行って、ラップのリズムに身体を少しだけ揺らしながら、ステージの方を見ていました。

そして、いよいよライブが・・・

全部で5曲だったと思いますが、もう最高でした。ハワイ出身のアーロンがボーカルギターでアメリカ人で、あとベースとドラムとリードギターが日本人のバンドなので、ほとんどが英語詩ですが、MCはアーロンもちゃんと日本語で話してくれてました。途中『ハチミツ』を飲んだりするので「不思議な人だな~」って思いつつも、その彼の選ぶ言葉や話し方に人間としての温かさを感じました。

もちろん、グリーンディ系のバンドなので(笑)腕には見事なタトウーがありましたが、ほんとオーラが溢れてました。

このバンドはでかくなるな~って・・・

関西ではまだ知名度が低いけれど、関東ではかなり人気のようです。大きな野外フェスへの出演が次つぎに決まってますし・・・

ゆえにこんなに近い場所で見れるのは今だけかもしれないって思いました。VOXHALLでメジャーバンドを見たのは初めてだったし、こんなレベルの高いバンドもなかなか見たことないし、VOXHALLで初めて踊りまくりました(笑)・・・パンクスプリングのように。


よく考えたらパンクスプリングに行ったことからここに繋がっているような気がします。行ったからライブ特集を真剣に見てたわけで、そこで知り得たんですから・・・


ライブ後にベースのジェシーとボーカルのアーロンとお話ができました。お二人ともとっても素敵な方たちで、自然体で話せました。アーロンに最初は英語で「日本語しゃべれるのですか」と聴いたら、大丈夫と言ってくれたので、たまに英語も交えながら日本語で話しました。思わず、パンクスプリングの話もしたり・・・どんな音楽を聴いてきたかとか・・・

とにかく、この1週間は彼らと出会うための週だったのか・・・って思うほど、あっという間に彼らと繋がることができ、不思議な気持ちです。握手もしっかりしてくれて、アーロンは英語で「名前はなんていうのですか?」って聴いてきて、名前を言うと「○○本当にどうもありがとう」ってさらに握手してくれるわけです。

おそらく、京都ではほとんど知られて無いバンドでしょう。何せMTVのホワイトベルトでのPVが初オンエアでパンクスプリングのライブ映像も初だし・・・見て無いとまったく京都ではわからないわけで。

そんなバンドに出会えて、こうして実際に生でライブ見れて(それこそ幕張メッセ並みの素敵さで・・・もちろんライブハウスの規模なので狭いですが、そんなの超えてました)ジェシーとアーロンと握手できて、繋がって・・・特にアーロンなんてハワイからの人なんですから、繋がるのはやっぱり奇跡です。それともこのバンドに出会う運命だったのかな?

なんかまだ気持ちがハイです。


先週までまったく知らなかったのに・・・


出会いってこういうものかもしれませんね。


ちなみにVOXHALLのチケット販売をしていたスタッフさんとちょっと話をしていたら、Velvet Mellowの前身バンドのデイジーでドラムやったことがあるのがわかり、今は「空中ループ」っていうバンドでドラムやっているのがわかって、もうびっくり。そこもまた繋がっていて・・・


繋がり・・・ってほんと素敵です。

アーロンもMCで言ってました。

「ライブで素敵なのはこうしてお客さんや共演したバンドと繋がっていくことです」って

ほんとそうです。


とにかく、彼らの今回のレコ初ツアーの最終日である今日に、そして彼らのまだ2度目の京都でのライブに参加できてしあわせでした。
コメント (2)
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