寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

マンションの手抜き工事発覚

2015年10月21日 23時45分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

 どんなことでも同じだと思うのですが、何かを
正しい手順で行わないと何らかの不都合がいつか
出てくるものですね。そしてそれを修復するため
に莫大な経費が必要になり同時に信頼を失い将来
の予定が狂ってくるものです。
 ちょうど10年前に、A元1級建築士による構造
計算の改竄事件が発覚しました。住民に多大の
損害と失望感を与えた。もちろんA元建築士も裁
判で懲役5年等の判決が確定しました。
 そして今年、大手の企業が横浜市に建築・販売
した大型分譲マンションで基礎工事の疑惑が発覚
しました。基礎工事が設計通りに行われないと建
築物全体にどんな影響が出るのか予想もつかない
のですが、購入者個人への影響は重大なことにな
ります。手抜き工事によって発生した損害と比べ
たら、手を抜いた杭1本の価格などごく僅かなも
のでしょう。どうしてそれが理解出来ないのだろ
うか不思議でならない。
 データ偽装は建築会社だけではないですよね。
食品でも産地偽装とか内容物の偽装なども出てき
ます。このように人間の生命や将来に重大な影響
を及ぼしかねない偽装など発覚しなければ損はし
ないという考え方を止めようではありませんか。