どんなことでも同じだと思うのですが、何かを
正しい手順で行わないと何らかの不都合がいつか
出てくるものですね。そしてそれを修復するため
に莫大な経費が必要になり同時に信頼を失い将来
の予定が狂ってくるものです。
ちょうど10年前に、A元1級建築士による構造
計算の改竄事件が発覚しました。住民に多大の
損害と失望感を与えた。もちろんA元建築士も裁
判で懲役5年等の判決が確定しました。
そして今年、大手の企業が横浜市に建築・販売
した大型分譲マンションで基礎工事の疑惑が発覚
しました。基礎工事が設計通りに行われないと建
築物全体にどんな影響が出るのか予想もつかない
のですが、購入者個人への影響は重大なことにな
ります。手抜き工事によって発生した損害と比べ
たら、手を抜いた杭1本の価格などごく僅かなも
のでしょう。どうしてそれが理解出来ないのだろ
うか不思議でならない。
データ偽装は建築会社だけではないですよね。
食品でも産地偽装とか内容物の偽装なども出てき
ます。このように人間の生命や将来に重大な影響
を及ぼしかねない偽装など発覚しなければ損はし
ないという考え方を止めようではありませんか。
今問題になっているマンションの食い宇津井疑惑のような問題は
結構あるのかも知れませんね。友人が勤めていたある大学の新校
舎建設時の話だと言うことですが、彼はある日建設現場へ行き、工
事監督らしい人と話をすることができたと言うことです。
その場所は傾斜地を埋め立てて表面に盛り土をしたところと言う。
埋め立てには建設残土つまりコンクリートの塊などが大量に使われ
たと言うことでした。そのために、新校舎建設時に杭打ちをしたが、
その残土によって杭の先が岩盤に届いていないといっていたとい
うのです。それで建物に問題は無いのかと聞くと、大きな地震が起
きると残土が動くことがある。そんな場合は建物に影響が出るかも
知れませんと話したという。校舎は4階建ての建物なので何とも言
えないともいったという。友人はその話に感心をもって建設現場を
その後も見ていたという。すると大量の水が出るらしく大きなタンク
がいくつも設置されて水を貯めていたという。それは杭打ちの際の
コンクリート流し込みを妨げているようだった。
その敷地には7棟の校舎があり、杭打ちのことが心配だと言って
いました。現に既存の校舎では壁に大きな亀裂があちこちにできて
いると言うことです。
こんな話は結構多いのかもしれませんね。
わがやの西側にはちょっとした林があり、そこにカラスが沢山
いてその鳴き声には悩まされています。
そのカラスはゴミ出しの日にはゴミ集積所の電柱の上に1羽ず
つ止まってしてゴミをだすのを見張っています。時々いつもと違っ
た鳴き声をだして連絡しているようです。その声はあちこちから次
々に聞こえてきます。近くの送電線の上(高いところ)に数羽のカ
ラスがいて監督しているようです。
前にも書きましたが、私は試しに棚を作る組み立て用の金属の
丸い棒を窓の隙間から電柱上のカラスに向けてみました。すると
はじめカラスはしばらくの間こちらに気がつきませんでしたので、
雨戸をたたいてカラスの関心をこちらに向けました。
すると数秒間首を傾げたりしてこちらを見ていましたが、棒を少し
動かすとカラスは飛び去りました。次のゴミ出しの日には、監視役
のカラスの数が増えました。また金属の棒を向けますと電柱の上
で場所を変えたりしながら見ていましたが、順を追って飛び去りま
した。
そいて次回のゴミ収集の日にはカラスは来なくなりました。しかし
先週になって再び電柱の上にカラスが止まっているのを見つけま
したので、再度金属棒を向けるとすぐに飛び去りました。
最近、ゴミ収集日が変わってまたカラスがきていましたが、金属
棒を向けるとすぐに飛び去り以後こなくなりました。
カラスの組織はかなり発達しているようですね。上下関係もある
ようですし、連絡時の鳴き声もはっきり普通の鳴き方と違います。
思い出話になりますが、東京都の日の出町のゴミ所理場から出
る水の調査をしてほしいと頼まれて日の出町の山林を歩いたこと
があります。すると地面にきれいに洗ったようなポリ容器がたくさ
ん落ちていました。それらは明らかにケチャップやマヨネーズの容
器と分かりました。それらの容器は大きな穴が開けられておりそこ
から中身を食べたものと思われます。容器はゴミ処理場からもって
きたものと思いますが、カラスはだんだん人間の食べ物を食べるよ
うになったのですね。
人間の食べるものは味も良く栄養分は申し分ないので、これを食
べることによってカラスの繁殖を手伝っているようです。こんなこと
からも日本の食糧事情を考えなければいけないかも知れませんね。
飽食と残飯の大量廃棄そして生活習慣病さらに食料の輸入それ
に伴う食料原産国の水事情など、私たちはもったいないどころかも
っともっと無駄を無くす努力をしなければいけないと思います。
前にも書いたかも知れませんが、初めてアメリカ
へ行ったときにお土産を買おうと思ってあるデパー
トへ行きました。食器売り場へ行きナイフ、フォー
ク、スプーン買いたいのでけど見せてほしいと言い
ました。店員はにっこりしてすばらしい品を出してく
れました。
形といい、光具合といい、重さも手にぴったり収ま
るようなすばらしいものでした。こう言ってはもうし
わけありませんがアメリカでもこんなすばらしいもの
を作れるのだと一瞬感動しました。しかしよく見ると
Made in Japanと書いてありました。私は何となく納
得してしまいました。そこでアメリカ製のものはないで
すかと聞くと、少し時間を下さいといって奥へ入って
いきました。彼女は数本ずつの食器をもって戻ってき
ました。それを見ると何ともゴツイもので、これなら
誰が見てもアメリカ製だと分かるようなものでした。
私は迷わずそれらを購入してきました。しかし家で見
ると大きすぎて普段使いにはむかないようなものでし
た。それで家では多さらから取り分けるときに使って
います。
このような話はたくさんありますね。北海道でスズ
ラン香水を買ってきたら製造所が東京の浅草となって
い竹生ともあります。
ここで杞憂かも知れないことがあります。中国の旅
行者が日本でたくさん買い物をしてくれるのは大変あ
りがたいことですよね。だけど帰って生産国を見たら
Made in China と書いてあったらどう思うでしょうか。
がっかりしないでくれたらいいのですがね。まあ、生産
国は中国でも生産管理は日本製だから安心出来るで
しょう。今、日本で売られているもので日本製というの
は本当に少なくなってしまいましたね。むかしアメ
リカでうっている衣類はほとんど日本製だったことを
思い出しますね。ただ昔と違って生産管理は生産国で
ない場合が多いようです。
江戸時代には天候不順のために繰り返し大飢饉が起こったと
伝えられている。各藩および代官所は飢饉に対する対策を講じ
たものもいた。が、多くは職務に忠実なために食料の備蓄や対
策を講じないままにしていた。
さて、私は昨日17日(土)に法事があって、上野原市にある竜泉
寺というところへ行った。この寺は西暦12××年に開かれた古い
寺だそうです。現住職は28代目に当たると言われるが昔の住職
は結婚を許されなかったために代を重ねることはなく実際は何代
目に当たるのか不明であるという。
この寺の庭に芋大明神という石碑があった。芋大明神とは珍し
いので法事が終わってから石碑の由来を伺ってみた。
住職の話は次のようなものであった。頃は江戸時代、天明年間
の頃甲府代官所の代官中井清太夫は民心の安寧と管内の住民
の安全を日頃から考えるような人だった。
中井代官は過去の飢饉についてその悲惨な話を聞いていた。
それでもしに飢饉なったときどうしたらよいかを考えて、一つの対
策を考えた。その提案を幕府に願い出て許可をもらい、遠く長崎
から種芋を買って上九一色村で栽培し種芋を増やして甲府代官
所管内の農家に配って育成を奨励した。
その種芋は土地・気候にあったのか順調に成長した。そして鋳
物備蓄ができた頃に天明の飢饉が発生した。甲府代官所管内は
その芋によって1人の犠牲者も出さずにすんだ。
さらに中井清太夫代官は田地の開墾を奨励し、新しい宝の収穫
に対する年貢を免除したという。このように中井清太夫代官は住
民のことをいつも真剣に考えており、よかれと思うことを実施した。
そのために任地を離れるとき住民は、国境まで見送ったという。
このときの種芋は、現代のジャガイモであったという。中井清太夫
は後任者に讒言(ザンゲン)され幕府官僚の任を解かれ故郷で生
を終えたという。しかし同僚たちは中井清太夫の業績を讃え、その
子息を幕府に任官させたという。
善政を行った人には人民はその子孫まで尊敬の念を持ち続ける
ものだと言うことですね。その功績を讃えて芋大明神といった。芋と
は中井清太夫のことであり、讒言によって罰を受けた人の名前を出
すわけにいかなかった人民の智恵で芋大明神と名付けたという。
例によって蛇足です。ドイツを旅行して分かったことは、ドイツ人は
ジャガイモとキャベツをよく食することです。それは上記のことと同じ
ようにヨーロッパを襲った飢饉の際にジャガイモが有効であると言う
ことを知り、ジャガイモを植え人民に食料として食べるように奨励した
が、人民は初めてものを食することに抵抗したという。そのため貴族
が率先してジャガイモを食したという。これとよく似た話はヨーロッパ
の他の国でも起きたという。特にイギリスが有名ですね。
ドイツでコテージパイとか名前は不明ですがジャガイモと小麦粉と
かデンプンを混合してソフトーボールほどの大きさに丸めたものを蒸
かしてスープ皿に盛ったものが有名です。
TVで放送された「ベトナム戦争」の際にも朝鮮戦争の時と
同様に多数の日本人がアメリカ軍の後方支援をしていたと
いう。アメリカ軍が独自の判断で軍事物資の輸送をする船
員の募集をしたという。その任務は、日本の基地から戦車
や弾薬などをヴェトナムの各戦場へ輸送することだったとい
う。輸送の最中に数人の犠牲者も出たという。その際、日本
政府はアメリカ軍との個人的な雇用契約なので、日本政府か
関知するところではないといって死傷者への保証は一切無か
ったという。ネットの記録(真偽のほどは不明である)によると
朝鮮動乱の際には海上保安庁の特別掃海隊が派遣され機雷
などの掃海業務をしたという。その際も掃海艇の1隻が蝕雷
(機雷に触れて船が破壊されること)して沈没したという。乗組
員は多数の重軽傷者を出したという。日本政府の負傷者に対
する保証の内容については明確ではないという。
さて、日米安全保障条約について、日本の自衛隊は後方支援
という形にしろ支援活動に武器を装備して出かけることになるよ
うである。前述のベトナムへの輸送船乗組員に対してアメリカ軍
は拳銃の所持を求めたが日本人はそれを拒否したという。今後
は自国の意志(命令?)で紛争地域への後方支援には兵器をもっ
ていくことになるらしい。
そのことによって日本の安全が脅かされるようにならないように
ならなければ良いと考える。日本は安全な国ということが伝説にな
らなければ良いのだが。しかし自国を守れない国になっては奈良
無いとも思う。両者は矛盾した考え方ではない。
秋が少しずつ深まっていますね。
公園の脇では先日まで曼珠沙華が咲いていたと思って
いましたが、いつの間にかセイタカアワダチソウが咲き出
しました。あの黄色い色はとても鮮やかで美しいと感じてし
まいますね。JR線の線路脇の草地に帯状にセイタカアワ
ダチソウが咲き競っています。
セイタカアワダチソウはひと頃、その花粉が人に悪さをす
ると言って毛嫌いされていました。最近はそのような話は全
く出てきませんね。
もう一つセイタカアワダチソウの根に有毒物質が含まれて
いるという噂も出ていました。その話の真偽は不明のままに
なっていますが、きえてしまいました。前にも本ブログに書き
ましたが、野原でススキとセイタカアワダチソウの壮絶な生存
競争をしていたのも観察したことがあります。
少し前にイチョウの実が鈴なりにできている写真を本ブログ
に載せましたが、その実が地面にたくさん落ちていました。
桜の木の葉は散って少ししか残っていません。
時季外れのあじさいの花が悲しげに咲いていました。自然の
変化には時折季節からずれてしまうことがあるのですね。
今年のノーベル医学・生理学賞を大村智北里大学特別栄誉教授、
そしてノーベル物理学賞を梶田隆章東京大学宇宙線研究所長が受
賞された。この後もできれば他のノーベル賞も日本人が受賞された
らさらに喜びは大きくなります。
まずは大村智さんと梶田隆章さんにお祝いの言葉を申し上げます。
長年にわたる努力の結果が報われましたことをお喜び申し上げます。
そしてもう一つ、カミオカンデおよびスーパーカミオカンデの建設に多
大のご協力された研究開発型企業の浜松ホトニクスにもノーベル賞
とは言いませんが日本政府として何らかの表彰を考えてもよいので
はないでしょうか。この会社の光源ランプは私も使わせていただき、
その安定した性能を信頼していました。
お二方の業績等は新聞やTVなどに基本的なことを説明・解説され
ているので参考になりますね。お二人に続いて若い方々も日々の努
力研鑽を惜しまず基本から勉強し研究されますようお願いします。
我が町は人口2万8千から9千人の間で増減しています。
町の文化程度の基準とも言われる書籍店が3店ありまし
た。そのうち1店はほとんど書籍店として機能してしてい
ませんでした。もう1店はJR線えきのすぐ脇にありけっこ
う繁盛しています。そして残りの1店はDVDやCDのレン
タル店を兼ねた少し大型のチェーン店でした。その店は
結構はやっており店員も7,8人いて、私もよく書籍を購
入していました。この店がなんの理由があってか閉店し
てしまったのです。無くなってみるとかなり不便な思い
をすることになってしまいました。どうしようかと思って
いましたがコンビニ受け取りの通信販売とタブレット使
用の電子書籍の購入で変えることにしました。
ヨーロッパへ行ったとき書店を探すのに苦労しました。
週刊誌や月刊誌は道路の歩道にある小さな店で買う
ことができますが、その他の書籍は売っていません。
極目立たない普通のビルの一階に目立たない書店が
ありましたが探すのは難しかった思い出があります。
書籍を通販で注文し、コンビニで受け取るのは1,2
日でできるのですが、何故か不満が残りますね。他の
本も見てみたいし、それよりも誰かの評判や評論家
の意見で内容を読みたくなるのも今ひとつ抵抗があ
りますね。
電子書籍は便利でよいものです。何しろ嵩張ること
がありませんからね。私も退職した際に全ての書籍を
電子書籍化したほどですから。なにしろ1000册以上
の書籍がDVD2枚ほどに収まってしまったのですか
ら、妻も場所ふさぎがなくなったと喜んだほどですか
ら(この件に関してはすでに本ブログに書いてありま
す)。しかし、整理というか管理には少しだけ容量が
必要です。
というわけで書店がなくなったためにいろんな意味
で生活習慣を変える必要になりました。
大げさかも知れませんが、これから未来へ向かって
文化の発展や継承方法も変わっていくのでしょうね。
昨日の朝、何を思ったか妻がベランダに布団を干し出した。私
は、気象庁のサイトで天気図と高解像度降水ナウキャストを見
て2から3時間位後に雨が降り出すと自分なりに予想した。
TVの天気予報でも正午頃に雨が降り出すと言っていた。それ
で11時頃には取り込めばよいかと黙っていた。スマホの目覚ま
しを11時にセットしてパソコンに向かった。
アラームが鳴ったのでベランダへ出ると雨が降ってきた。天気
予報より1時間ほど早く雨が降り出してしまった。それで布団が
少し濡れてしまった。大急ぎで取り込みサンルームの竿に架け
て除湿器を付けて乾燥させた。
気象衛星、レーダー、アメダスでデータを集めてスーパーコン
ピュータで解析した天気予報はよくあたるようになりましたね。
今日の気温情報は少し外れましたが生活に影響のない範囲
でした。服装にまで参考情報をだすのは行き過ぎのような気が
しますが、それで助かる人も多数いるようなので問題ないでし
ょう。
私は気象や気候に興味があり、学生時代にワンダーフォー
ゲル部でラジオの気象通報を聞きながら天気図をかく訓練を
受けたことも役に立っているのでしょうかね。何でも経験(悪
事は慮外ですよ)をしておくといつか何かの時に思い出すこ
とがあります。
寓居人の独言です。