なんと、身のほど知らずにも、ある有名雑誌プロデュースのミュージカルのチームの中にいた。
知り合いに薦められて、来てみたのだけど、私の居る場所では無い…と、すぐに感じた。
オーディションそのものも、本当に凄かった。レベルが違う。
みんな、渡された楽譜は、演奏も無しにすぐに歌い出す。
ダンスもインストラクターの振り付けを一度見ただけで、踊り出す。(あゆみがいっぱいいた)
レベルの違いに、ソコへ来たことに後悔していた。
楽譜は読めないが、歌は何とかいけそうだと思った。(なぜ、そう思ったのか…今は謎です)
ダンスもオーディションがかなり最後の方なので、人の振り付けを見て、少しは"真似事"が出来るかな?…と思った程度。
まぁだけど、ダンスのクオリティは、皆さんの足元にも及ばない💦
こりゃ、絶対落選だな…💦
はぁ…💦💦
来なきゃ良かった💦💦
予想通り、歌は何とかかんとか、少しは"マシ"な歌い方が出来た。
あとは、ダンスかぁ~💦
こんな大勢の前で大恥をかくのか~💦
あ~帰りたい💦💦
そんな事を考えていると、ある女性が私の肩をトントンと叩く。
「お話し、出来ますか?」
「え?」
私、日本人だぞ❗
『日本語わかりますか~?』
と、聞かれた気がした。
実はそうではなく、『時間がありますか?』…という事らしい…。
「大丈夫ですが…、もうじき、順番なんですが…(オーディションの)」
「あ、大丈夫です。ちょっと、こちらへ」
大丈夫です…って、何が?
大丈夫じゃないですよ💦💦
振り返ると、私の順番を飛ばされて、私の後の人が呼ばれた。
…え?ヤバくない?!