また、ダンスの稽古…。
私はあるシーンで悩んでいた。
そのシーンは私の登場シーン…、
数人のキレイな女性たちに誘われて、舞いながら登場。
ソロで歌を歌う。
強く生き抜く準主演の女性の内なる思い、悲しみや苦悩を伝える…という、重要な長いセリフ。
演出は、何も言わないけど…、あきらかに私のダンスは、周囲のみなさんと比べると見劣りしてるし、そんなシチュエーションでの私のセリフも"説得力無いよね~💦"と思われないかどうか…心配になる。
…ダンスの稽古の時間が苦痛になってきた。
そして、落ち込むことが多くなってきた。
「おねえさん、大丈夫ですか?」
かわいい女の子が声を掛けて来た。
透明感があって、キラキラしている。
彼女は歌って踊るアイドルグループのひとりだ。
当然、仲間内でも、アイドル的存在だ。
いきなりの『おねえさん』には、ちょっとびっくり💦
確かにみなさんより、私は少しだけ年上みたいだけど、いきなりおねえさん…ですか…💦