プリンセスが思った以上に感じいい。
しかも、あっという間に皆に追い付く努力家だ。
ちなみに、その仲間たちは、帰り道にお疲れさん会(飲み会)をする人たちが多かったので、年中金欠病の私は、お疲れさん会を見送ってひとり帰り道を急ぐタイプでした。
すると…、
「お疲れさま!」
隣を歩くのはプリンセス。
「お疲れさん会は行かないんですか?」
「金欠病なんで…💦😅⚪⚪さんは?(プリンセス)」
「先日、参加したし…、後はいいかな…と思って」
「お酒…飲めないとか?」
「いいえ、私、実は、かなり飲めるタイプです。」
「…忙しいですもんね」
「…違うんです。私、お酒で2回失敗してるんです」
「失敗?」
「一度は階段を踏み外して、二度目は腹痛です」
「腹痛?お腹が痛くなるほど飲んだってこと?」
「階段踏み外した時も、腹痛も、全然酔って無かったんだけど…、お酒っていいイメージが無いみたいで、全部お酒のせいにされちゃうんですよね。それによって、私の仕事が激減したんです」
「酔ってないのに?ちゃんと弁明したの?」
「世の中、若い女の子が飲酒することに理解は無いの。だから、階段で怪我しても腹痛で仕事に支障が起きても、飲酒に全く関係ないのに、それのせいにされてしまって…」