憧れのスターさんと並んで歩く。
身長150くらいの私は、長身長のスターさんをめっちゃ見上げる。
「作品、どう思いますか?」
スターさんが聞いてきた。
「私は、とても好きです。⚪⚪さん(スターさん)の独白と歌のシーン、感動します」
私は、素敵なスターさんの本当に素敵に見えるシーンを伝えたかった。
「私は、ちょっと、理解不足で…」
プリンセスは、難しい顔をした。
「後から参加だから仕方ないよ。」
最初から参加してても、理解不足な人間がここにもいます💦
「あんこさんは、ひとりで歌うシーン、いいね✨」
舞い上がりそうなスターさんの誉め言葉‼️💕
「ありがとうございます。だけど、登場シーンが微妙ですよね」
「なんで?」
「キレイな舞い姫たちに誘われて、意味深に私が登場しますけど、舞い姫たちがあまりにダンスが上手なのに、そこに現れた私のダンスが…あらえっさっさ~ですし…」
スターさん思わず座り込んで笑いだした。
「面白いね、あんこさんは。だけど、あれでいいと思うよ。舞い姫たちと少し違う雰囲気がさらにいいと思う」
スターさんの思いやりトークに少し救われた。
「次回、少し早めに稽古場に来てくれたら、私が教えますよ。」
プリンセスも、優しい。
「格好良く見えるコツがあるんです。それを教えます。」
「⚪⚪さん(プリンセス)ありがとう~❗」
急激に仲良くなれた気がした。