ハナちゃんは、ナミ君にも音楽のアドバイスをしている。
王子に教えている時よりも、あきらかに嬉しそうだ。
そんな嬉しそうな顔を、仲間のひとり、サエちゃん(役名)が見ていた。
サエちゃんは、ハナちゃんの同じ大学の後輩で、一緒にオーディションを受けて、一緒に受かって、一緒に稽古に励む…という、本当に気が合うかどうかは別として、
"いつの間にか"一番の仲間…的な存在のようだった。
サエちゃんは、役柄的には、ナミ君と一緒に居るタイミングが多く、最初の頃はハナちゃんと一緒に居たが、稽古が進むにつれ、ナミ君の側に居ることが多くなっていった。
もちろん、役作りとしては、正解なのでしょうが、実はキチンと台本を読み込むと、サエちゃんは、最後にはナミ君を裏切る側の役。
役作り的には、どちらにウエイトを置くのかな?なんて、考えたりしていました。
…まぁ、それは別としても、サエちゃんも、役作り…というより、ナミ君が好きだよね~⤴️という感じに見えていました。
ここで、四角関係…というか、複雑な図形が見えて来ました💦