いろいろなことが落ち着いてきたので、以前から出かけたかったイランのツアーを探してみた。個人なら街の生活や人々の暮らしが
見えそうだから、楽しみにもしていたが、言葉の事情でツアー参加になり、世界遺産巡りとなった。旅行ガイドとして持って行ったのは、
「ペルシャ細密画の世界を歩く」で、バス移動の時に車内でイランを掴もうとしていた。
かつてこのブログで書いたモンゴルを中心とした歴史で興味を持ったのは「イル ハン国 」の存在だった。
素人理解では、このイル ハンの痕跡はどうやらタブリズ辺りを中心にしてその文化を輝かせたように受け止めた。が、今回の旅程には
訪問地に入っていなかった。
イランに出かけて、まず第一声に言えるのは、にこにこっと駆け寄り、写真を撮りたがる o-mo-te-na-shi であった。顔立ちは、民族が混血したためだろうか、
彫りは深く目鼻ははっきりしていて、眉も豊かで、化粧をして目立たせる必要もないと、学生さんからもうかがっていた。
イランを旅行するとスカーフを身に着けるけれど、4月のちょうどよい時期にしても、がさばらないシルクのスカーフの首元がアジア人には
なんと暑苦しいことかと、麻や綿素材をお勧めします。イランのエスファファンは、東京と同じ頃の気候らしいと情報があったが、やっぱりアジアの気候とは違うのだと実感していた。
ブラウス一枚で快適なのに、すぐ前の宝石博物館で待っている婦人はスエードのロングコートを来て、スカーフで頭からすっぽり包まれていたからだった。
·真ん中の男性は英語で話しかけてくれました。