エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

会いたかった人

2011-07-23 16:24:45 | 
小池真理子著  祥伝社文庫  平成23年 6月20日 第27刷発行

久しぶりに小池真理子。
ひょっとしてこれ、昔に読んでるかもしれない(苦笑)

昔々の渡辺淳一から始まって、私はどうも、、、同じ作家の作品をずら~っと読み続ける傾向がある。

女流作家でいえば、田辺聖子、森瑤子、瀬戸内寂聴、高樹のぶ子、桐野夏生、高村馨 etc・・・。
その時その時で、ずら~っと読みふけって、飽きる(笑)

新鮮なのは最初の数冊でずら~っと読んでると同じ作家の書いたものだけに、だんだん癖なんかが分かってくるのよね。

で、止める。

小池さんも多分、いろいろ読んで飽きちゃったんだろうと思う。

久しぶりに手に取ったのはまぁ、暇だったのと、6つの短編からなる文庫だったので、電車の中や待ち合わせの時間潰しなんかにちょうどいいものだったので。

でもね、これ、怖いわ。
帯にも『人の心の闇を抉る傑作サスペンス!』とある。
抉る、、、えぐっちゃうんだよ(笑)

確かにどの作品も最後まで読み終えずとも途中から展開が分かってくるんだけど、予想通り胸糞悪い(あ、ごめんあそばせ)
ずし~んとくる、人の心の醜い面が見たくもないのに見せつけられる様な、夏場向きだね(笑)

あ、2時間ドラマあたりの原作になったのかなぁ。
それともやっぱり前に読んでる物なのか(初版が平成3年だから)なんとなく憶えがある作品。

自分が憶えてなくて曖昧なのがもっと怖かったりでww。

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3 コメント

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あるわ (ポンチ姫)
2011-07-23 18:54:43
気がついた時、なんか、損した気分に、なります(^_^;)女性作家さんのは、う~ん、少ないですね、とくに、この作家さんという決めは、ないですね
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こんばんは (ぶくろ)
2011-07-23 18:59:30
作家にはまるというのは、分かります。
好きな傾向だから次も読みたくなる、そして、違う筆致の作品に出会って喜ぶ。
ただし、私はへそ曲がりだからベストセラー作家のは絶対に一冊も読まない。(^○^)
心を抉るのが好きでしたら、今話題の東電がらみ「東電OL殺人事件」というルポ小説(だいぶ前の出版)が、見事に心の闇を抉っています。
最近、再審請求が通った冤罪事件(?)も絡んでいる、ずっしりと重た~い小説です。
少し厚めの文庫本です。
(普通のコメントで、すまん)


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会いたかった (楽母@AKB)
2011-07-23 19:35:04
会いたかった 会いたかった 会いたかったYes!  あ痛かった、あ痛かった、あ痛かった。。。

ポンチちゃん
私は文庫本がほとんどなんだけど、版を重ねるうちに表紙のデザインが変わったり、別の出版社から出て、やっぱり表紙が違ったりすると、読んでないかもしれない、、、って2重で買う事があるんだよね。 今、テンペストが変わってきてる。。。

ぶくろさん
それ、多分、読んだと思います。
あの事件、東電のエリート?女性社員が実は・・・なんていうんで、当時結構センセーショナルな事件扱いされてたじゃないですか。 でも、すっかり忘れてたのにここに来て再審請求ですよね。 三浦和義事件もひっかかったものだけど。
あ、私はごく真面目なので普通の事しかかけません
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