DS Lite

いつからいたのでしょうか？　息子の部屋を掃除しておりましたら、ネイビーのDS Liteが、椅子の窪みに投げ出されておりました。

最初、何かわからなかったんです。　携帯にしては一回り大きいし、電子手帳を持つほどには、我が息子、できる男でもなさそうだし。

で、拾い上げてみますと、DS Liteと読み取れました。　平安神宮にひとり初詣をした時、地下鉄の隣の席で、可愛いお嬢ちゃん(こう表現する時は、大概、戦闘モードな私)が、口開けてやってましたわ。　アホ丸出しや・・・と思ってたものですが、うちの息子も外で必死になって口開けておるかも知れず、ちゃんと流行のアホだったわけですね。

そういえば今年のお正月休み、いつもなら下のパソコンを『ラ○ナロク』なるRPGで占拠する筈の息子が、使っておりませんでした。　さすがに飽きたか、自室のパソコンで布団に入りながらやっているか、と思ってたんですが、多分、DSやってたんですよ。

ソフトをみますと『英語漬け』でした。ふんっ、　漬けもん嫌いなくせに。　これがあるんだったら、ロス行きの英語特訓(まだ言うか？)こっちの方が効果的だったかもしれません。

DANに話しましたら、「俺もやりたいのがある」ですと。　何でしたかね？　脳トレ？　漢字のやつ？　常識力？　まさか料理？　息子のアホはきっちり遺伝性のものだと判明いたしました。

思えば小さいときから、何やかやと、ゲーム機ありましたね。　私の名を敵役につけて「行けーっ、行けーっ！　○○子を倒せーっ！」なんて、無邪気な天使は！叫んでいた日もありました。　いまだに息子の友人たちが来ると、いい年した連中がかたまってゲームに熱中するんですよ。
そのアホ気な背中をみつつ、ああ、世も末だわ・・・なんて思うんですけどね。

息子のいない時に、英語のお勉強しましょうかね。　どうせなら、Wllの方が、お洒落だったんではないかい？と思う、バカ母でした。