ひまわり

アンカーでも紹介されていたんだけれど、ひまわりの力。

なんでも、セシウムをこれまたお茶っ葉同様、カリウムと間違えて吸収しやすい植物とか。
なのでひまわりをたくさん植えると、地面に降り積もったセシウムを吸収して土壌改良に役立つらしい。
チェルノブイリでも証明されたとかなんとか。

いいんだけどさぁ、一面のひまわり畑ってのも好きだけど、レポートでもあったとおり、枯れた後のひまわりはどうするの？ってやっぱり気になるよね～。
そのまま枯れるに任せておけば結局、ひまわりが吸収したセシウムはまた土に戻ってしまいそうだし、かといって放射線レベルの高い所に誰が入って行くんだ？って素朴な疑問。

ひまわりの種で、ペットフードに出回ったり、食用油なんかにされちゃあ堪らないなぁって。

原発を冷やすための水だって、どんどこ溜まってきて、巨大タンカーだか、巨大プールだかにいれても、じゃ今度はその汚染水の満たされたタンカー内部はどうするねん？って、次から次へと疑問が広がる。
一時的な対処ばっかりで、汚染の形や場所を移してるとだけしか思えないし。
汚染水を浄化する機械を531億円？でフランスから東電が買うらしいけど、そしたら、ひまわりの処分施設も買うわけ？
なんせ想定外の事故だから、放射能汚染された植物を安全に処理できそうなところもそうそうあるとも思えないし。

もうね、原発の事を知れば知るほど、なんでこんな悪魔の装置を嬉しがっていっぱい作ったかなぁなんて思えてしまう。
福井の『もんじゅ』では、原子炉の上に落下したモノをついに取りだすみたいで、それが来月の事だって言うし、どういう方法で取りだすのか分からないけど頭の中ではUFOキャッチャー（苦笑）　大きなクレーンで落下物をウィ～ンと取り除いて別の場所にぽん。
でも、もしクレーンで挟みきれずにもう一度落としたらどうなるの？とか。

玄海原発も古くなりすぎて限界だとか。。つまらんダジャレを書いてる場合じゃないけれど。

あ～、東京で原発事故による精神的な不安で被害を被っているからって、裁判起こした人が出たそうだけど、気持ちは理解できるわ。　こんな不安抱えてるのって、私のような神経の細～い者にはたまらんわぁ。