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お金は人を狂わせる。
一澤帆布のバッグは、実のところ、京都に来て初めて知ったものだったけれど、憧れのものだった。 帆布というだけあって無骨なまで頑丈な布で、かっちりと作られていて、『一澤帆布』と布製のロゴが縫い付けられているだけの、なんてことのない鞄(バッグというより鞄だね、やっぱり)だけれど、いいお値段もするし、持ってる人を見ると羨ましかった。
ジーンズがもっぱらの学生時代にこそ似合うような鞄だと思っていたけれど、お勤めするようになって、自分が靴やバッグの売り場に配属されて、高級ブランドのバッグを見ても、相変わらず一澤の鞄は魅力的にうつった。
その一澤さんの先代が亡くなった折、前会長が所有していた同社の株の相続権をめぐって兄弟で、まさに『骨肉の争い』となった。
どう考えても、実質、店を経営し、盛り上げてきていた三男に相続権がなく、よそで銀行員をしていた長男や四男に相続させる、という遺言に不自然さを感じるのは、三男ならずとも、だろう。
でも、「遺言は偽造された」という三男の訴えを一審の京都地裁は受け入れず、三男は会社の取締役からも解任されていた。
実際を見たわけじゃないけれど、遺言の文字だか、ハンコも違っていたとか?
なんで、京都地裁が三男の請求を棄却したのか理解に苦しむけれど、結局、解任された三男が、元の一澤帆布店のすぐ傍で、自分の名前を入れた『一澤信三郎帆布店』を立ち上げた時、前の店にいた職人さんや従業員が、こぞって、信三郎さんについて行った、ということからも、このごたごたの真相の一端が見えてくるように思う。
地元で、一澤帆布をよく知る人たちも、先代が亡くなった折にのこのこと出てきた長男の言い分に首をかしげ、『不細工な事しはったら恥ずかしいんとちゃいます?』なんて言葉も漏れていた。
勿論、私にはほんとのほんとは見えてこないけれど、それでもずっとお店にいて、職人さんたちからも慕われ、一澤帆布を京都のブランドとしてあそこまでにした三男さんが、いとも簡単に切り捨てられる様であるならば、そんなところの鞄になど、もう憧れを抱かない、と思っていたひとりなので、この判決は嬉しいしらせ。
ただ、血は汚い。 兄弟間の心の隙間はもう埋められないだろうとは思うけれど。
一澤帆布のバッグは、実のところ、京都に来て初めて知ったものだったけれど、憧れのものだった。 帆布というだけあって無骨なまで頑丈な布で、かっちりと作られていて、『一澤帆布』と布製のロゴが縫い付けられているだけの、なんてことのない鞄(バッグというより鞄だね、やっぱり)だけれど、いいお値段もするし、持ってる人を見ると羨ましかった。
ジーンズがもっぱらの学生時代にこそ似合うような鞄だと思っていたけれど、お勤めするようになって、自分が靴やバッグの売り場に配属されて、高級ブランドのバッグを見ても、相変わらず一澤の鞄は魅力的にうつった。
その一澤さんの先代が亡くなった折、前会長が所有していた同社の株の相続権をめぐって兄弟で、まさに『骨肉の争い』となった。
どう考えても、実質、店を経営し、盛り上げてきていた三男に相続権がなく、よそで銀行員をしていた長男や四男に相続させる、という遺言に不自然さを感じるのは、三男ならずとも、だろう。
でも、「遺言は偽造された」という三男の訴えを一審の京都地裁は受け入れず、三男は会社の取締役からも解任されていた。
実際を見たわけじゃないけれど、遺言の文字だか、ハンコも違っていたとか?
なんで、京都地裁が三男の請求を棄却したのか理解に苦しむけれど、結局、解任された三男が、元の一澤帆布店のすぐ傍で、自分の名前を入れた『一澤信三郎帆布店』を立ち上げた時、前の店にいた職人さんや従業員が、こぞって、信三郎さんについて行った、ということからも、このごたごたの真相の一端が見えてくるように思う。
地元で、一澤帆布をよく知る人たちも、先代が亡くなった折にのこのこと出てきた長男の言い分に首をかしげ、『不細工な事しはったら恥ずかしいんとちゃいます?』なんて言葉も漏れていた。
勿論、私にはほんとのほんとは見えてこないけれど、それでもずっとお店にいて、職人さんたちからも慕われ、一澤帆布を京都のブランドとしてあそこまでにした三男さんが、いとも簡単に切り捨てられる様であるならば、そんなところの鞄になど、もう憧れを抱かない、と思っていたひとりなので、この判決は嬉しいしらせ。
ただ、血は汚い。 兄弟間の心の隙間はもう埋められないだろうとは思うけれど。
懐かしい。
買った鞄を駅に預けてセミナー行きましたわ。
翌日からは通学カバンにしてました。
ホントに丈夫ですね。
立命館だか同志社の小学校は新三郎帆布のリュックがランドセルがわりなんですよね、たしか。
そうね。 やっぱり地位も名誉も財産もある人は、あるがばかりに想定できるであろうことは避けなければね。 一般家庭でも親が亡くなるとトラブル事多いんだしさ、ましてや会社の株なんて持ってたら、代がわりでもめるのは必定。
そうね、かの国の跡目争いになると、命がけみたいだもんね。 まぁ、日本でも戦国武将あたりは後継ぎにならんが為に兄弟や親も普通に殺したりしていたんだからね。 歴史といえば歴史だけれど。
でも、醜いね、実際。 お兄さんは銀行マンの経験を生かして店の経営に専念するとか、兄弟分業でうまくやるってことは無理だったのかな。
このトラブルでひとつ良かった事は、確かに、カラフルなもの、柄ものの鞄が増えて、選択肢が広がったことかなぁ。
美豚、なんかと一緒で、元値が高いけれど、ずっと修理もしてもらえるらしいですけどね。 一澤、そうですよね、名前はどうなるのかしら。 小さなリュックが欲しいんです、私。
「剣岳」招待券貰っちゃった~
携帯から読んでいて、喫茶店で噴いてしまいました(爆) まぁ、うちはひとりっこなので、この豪邸と株券、預貯金合わせて数億は、彼のものになるので心配してませんが・・・って、言ってみたいよ、私も。 でも、どれだけのお金があるとこんな醜い争いになるのかしらね。
縁さんもこの専業主婦の期間、落ち着いていられなかったんですね~。 私もほぼ毎日、予定が入ってきます。
キタムラのバッグのこと、そう言えば、そんなことがあったような。Kのついたの、ひとつ持ってました。鮮やかグリーンでしたが。 巷間伝えられていることが真実なら、落ち着くべきところに落ち着いた、ということでしょうね。
そうですよね。信三郎が裁判を起こしたときと、その奥さんの時で全然違いますもんね。 まぁ、あとから遺言状が偽物だという確固たる証拠がでたのかもしれませんが、こうまで正反対の判決になると、民間人のまた。。。裁判員制度なんて恐ろしくて、と思わざるを得ません。
「不細工な。。。」という言葉ですべて説明がついていますがね
これから出かけます。
この話、先ほど思わずネットでチェックしてしまいました。紛争になっていることは以前何処かで聞いていたけど、とりあえずは一段落ってことなのでしょうか?
横浜では、バッグのキタムラもやっぱり兄弟間で色々あって別々の会社になってますからね。
兄弟だからこそ難しいのでしょうか
このお話・・ずっと気になっていたひとりです。職場のお客様にね、ここのバッグ(小ぶりの)を持ってくるかたがいらして・・見かけるたびに「どうしたかな~?」って。
やっと決着でしょうか?
普通は盛り立ててくれた3男さんに兄弟が感謝こそすれ・・って思うけど、財産が絡むとそうも行かなくなるのですね~。
我が家・・どうしましょ?3人の子供たちにちゃんと1億ずつは残してやれそうだけど・・って言ってみたいものだわ~(爆)
結構なお値段なので、小さいトートバッグを買っただけですが、沢山買ってる人も!
後に、信三郎さんの店にも行きましたが、カラフルになった気がしてデザインも豊富ですね。
逆転勝訴で、一澤の名前はどうなるのかしら?
今日はジム1つだけにして、「剱岳」に行く予定です。実写が凄いので地味だけど楽しみ♪
知ったのは、何度か京都旅行をするようになってから・・・。
この「骨肉の争い」は、まるでドラマを見ているかのよう???
いずこの国でも、いずこの世界でも「後継者問題」はすんなりとは行かないみたいですね。。。
ましてや財産がからんでくると、なかなかややこしくなりますね。
今回の判決で、ホッとした人は多いと思いますよね♪