生命力

デンドロビウムに高芽が出来て、そこそこ大きくなって根も伸びたものはもともとのバルブから切り離して植え付けるけれど、あまり大きくならずに根も伸びないものは高芽の出たバルブから切り離さずに、高芽の付いているバルブを2～3センチ付けたまま鉢土に植え付ける。

切り取られた高芽の出来た古いバルブは廃棄。

何年か前まで〇オンの近くの畑で野菜やコメを作っていた農家さんは（もう年齢的にしんどいと廃業）買い手のつかなかった野菜はそのまま畑に置いたままだったり、キャベツや白菜の外側の鬼葉は、ちぎって畑に放っていた。
「これはこれで肥料になるんや」

それを聞いた時、私（たち）は、買って新鮮な野菜を美味しくいただいたけれど、一歩間違えれば売れ残った野菜は畑の肥料なんだ、、、と微妙な気持ちにもなったものだった（笑）
肥料を食べてるのかい！

まぁそんなのを思い出したわけでもないけれど、高芽を取った後のバルブをそのまま鉢の土の上に置いておいた。
腐ってきたら腐葉土的な（笑）肥料になるし。。。。

なんて思う時に限って、棄てたはずのバルブから新芽が出たりする（笑）

もともとデンドロビウムの古いバルブは茎挿しとか伏せ挿しとかいって、バルブを横にして水苔の上に置いていたら新芽が出てくる場合もある。
前に一度やってみたら、全滅だったのに。
肥料にでもなればいいと思っていたら新芽が伸びだす（笑）
とかく、世間？はままならぬ。

鉢の11時方向に白いものが何本か見えているのが高芽の伸びだした根。
このぐらいになっていたら、バルブからむしり取って植えても十分に根付く。