藤岡洋子 著 朝日文庫 2024年 4月30日 第1刷
第9回の京都本大賞受賞作。
すっごく良かった。 私の好きなジャンルなんだと思う。
婚約を機に、東京での仕事も止めて、婚約者と彼の実家のある京都に来た美咲。
婚約者の和範も東京での銀行勤めをやめて京都に戻ってきた。
和範の家は飲食業だと知らされていた美咲は、婚約者の実家が和風レストランや土産物店、老舗旅館の経営まで手広くやっていると分かったのはその、驚くような豪邸?に案内された時。
経営者である父親が亡くなって家業を継ぐために京都に戻ってきたのだ。
はい、そこから二人のすれ違いが始まります(笑)
いけずな京都の洗礼も受け、美咲はこのまま結婚することに懐疑的になってゆく。
そして、美大生時代からの、なにかモノづくりをしたい、という思いに火が点くのよね。
登場人物が良い人も悪い人も含めて非常に魅力的で、いけずな京都のエッセンスも散りばめられていて、とても面白かった。
お時間あれば、ぜひ読んで欲しいと思います。 お勧めです。
第9回の京都本大賞受賞作。
すっごく良かった。 私の好きなジャンルなんだと思う。
婚約を機に、東京での仕事も止めて、婚約者と彼の実家のある京都に来た美咲。
婚約者の和範も東京での銀行勤めをやめて京都に戻ってきた。
和範の家は飲食業だと知らされていた美咲は、婚約者の実家が和風レストランや土産物店、老舗旅館の経営まで手広くやっていると分かったのはその、驚くような豪邸?に案内された時。
経営者である父親が亡くなって家業を継ぐために京都に戻ってきたのだ。
はい、そこから二人のすれ違いが始まります(笑)
そして、美大生時代からの、なにかモノづくりをしたい、という思いに火が点くのよね。
登場人物が良い人も悪い人も含めて非常に魅力的で、
お時間あれば、ぜひ読んで欲しいと思います。 お勧めです。
酒を飲んでいるときに、突然フランス詩人の一節を暗唱するクサイ奴。
ある時、ロス疑惑の三浦と付き合っていたと言うんですよ。さらには、こんなことをいう。
「朝起きたら、隣に美人がいるって素敵でしょ!」
って、その美人は自分のことらしいんだよね。
でっ、
ある日、二人で深夜のドライブして朝帰りした時に自室に招待されたけれど、こっちは疲れていてその気無し。
それ以降、面倒くさいから連絡をしなくなりました。ちゃんちゃん。
美大生って、なんかお洒落な感じですよね。
ファッションもわりと個性的だし。
でも、こじさんさんがお付き合いしていたかたは、ちょっと尖がりすぎてませんか?
自分に酔ってるというか、相当な自信のある人みたいで。
あたしは友達になりたくない。。です(笑)