君に捧げるほろ苦いバラード

実は、先週のピアノのレッスン中に「追突された、これから病院に行く」とDANからメールが入りました。　それ以来、ずっと・・・家にいたんです。DANが。

診断結果は軽い鞭打ちと腰痛、なんですけど、１週間ほどは安静に、というのが付いてましてね、家に篭ってたんですよ。　申し訳ないが、嵩だかい、かさだかい(苦笑)。　寝込むほどではないけれど、外に出歩くのはまずかろう状態で、ついでだから溜まっているデスクワークをこなそうとパソコン占拠するわ、撮りダメの番組をDVDに焼きなおすわで、イライラしました。

だいたいいつもは6時には起きて、ばたばたしながらも8時にはそこそこ片付いている、というのがパターンの我が家が、9時になっても片付かない。なにかあると「コーヒー入れて」ですもの。　私はあほ妻ですが鬼嫁ではありませんから、イライラをぐっとこらえて「はい、はい」なんて言うわけです。

息子も・・・勝手に外食三昧した挙句、それでも足りないのか？夜中にカップ麺など食べては翌朝、「胃の具合が悪い」などと。これも朝から喧嘩はまずかろうと、「胃薬飲みなさい」なんてここでもぐっとこらえてましたけどね、「ふんっ！」でしたよ、内心は。

悪い事は重なるもので、ひとつ、気がかりな事もありましてね(これはまだ言えません)小心者で、器の小さい私は、ストレス・・・自覚してませんでしたけれど・・・溜まってたんですよ、きっと。

O先生の事は、ずっと憶えてました。命日が近い事も、勿論頭の中にありました。
思い出すたびに涙が溢れていたのは本当ですけど、まさか、美容院で涙がこぼれるとは思ってませんでした。

コメントにも書いたんですけど、あの白いタオルかけられて椅子を倒された姿が『死体のポーズ』を連想させることは間違いないんですけどね、こっちも動揺しました。急に涙が出て、この状態じゃ、男前さんに迷惑がかかるやん、なんて思うわけです。でも、止らない。　ほんと、楽母、一生の？不覚でした。

これを読んでくれているかどうかは分かりませんけれど、男前さん！　君に「結婚すれば～」なんて勧めたものの、実態なんてこんなものです。甘くはありません。