多分、三日坊主

専業主婦が何をいまさら、と思われそうだけど、久しぶりにちゃんと昆布と鰹節で出汁をひいた。

ときどき、暇に飽かせて気まぐれでいりこ・・・だしじゃこを買ってきては頭と内臓を取って二つに割いて湿気ないように缶に入れて、出汁用にストックすることがある。
ほんというといりこの出汁はあんまり好きじゃない。
昆布だしも私のアホ舌は旨みがそんなに分からない。

新聞で時折載っている西川ヘレンさんのお料理で活躍する干ししいたけを入れたヘレン出汁、も作ってみたりするけれど、別にほ○だしでもいいじゃないか。　と思うような人。

ところが、たまたまNHKで、トップランナーだか、スペシャリストだか、、、はっきり覚えてないけれど、一流料理人の仕事風景を追った番組を見た。
それは京都の円山公園にある『未在』という日本料理のお店の話。

ミシュランガイドで☆いくつか獲得している、予約しても半年待ちぐらいのすごいお店の話。

一生に一度は食べたい料理、ってことだったけれど、多分、京都に住んでいても生きてる間に行けそうもない（笑）

そういうの見てるとすぐに影響される人なので、ちょっくらまじめに出汁でもひこうか、ってことで、北海道から送ってもらった昆布を前日から水に浸けておいて、鰹節も（削ったやつの出汁用、みたいな安いものw）用意してとりあえず、日本料理の基礎は出汁だべ、ってことを実践した。

最近、これまた新聞の受け売りだけど味噌汁を作らない家庭も多くて、作るにしても大量に作って何度も何度も煮返したり、もちろん、出汁はインスタントで、ネギなんかの薬味も最初から一緒に炊いて、風味も何もありゃしないというものを作るところが増えたんだとか。

ま、人のことは言えないけどね。

思いついた時だけでも、ちゃんと出汁を引いて、美味しい味噌汁を作ろう。

な～んて思っちゃったわけよ。

ただし、いつまでも続くってわけにはいかないだろうな～と、冷静に自己分析。