エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

鬼平犯科帳 血闘

2024-05-17 08:01:47 | 映画
17日からは草彅剛クン主演の「碁盤斬り」も封切られるし、ぼやぼやしていたら上映時間帯が(私にとって)都合のいいのがなくなるだろうからと、ジムをさぼって(笑)映画を優先しました。

亡くなった吉右衛門さんの鬼平が好きで、今も時々再放送のを見ることがあります。
ずいぶん前には南座に、お芝居も観に行きました。

多分、吉右衛門さんのが好きすぎて、幸四郎さんも良いんだけど、どうしても比べてしまう。
吉右衛門さんの大人の男の色気には、まだちょっと幸四郎さん、早いかなぁ。
他のキャストも、おまさはやっぱり梶芽衣子だし、相模の彦十は江戸家猫八、木村忠吾は尾美としのりだし。

いやいや、あかん。 何事もアップデイトしなければ。 古いものにこだわっているのは老害かもしれない。

強いよ~。平蔵は(笑)
絶対に多勢に無勢で死ぬね、って場面でも死なない。 当たり前だけど(笑)
乗馬もものすごい練習したとか。 おかげで、あの馬に乗って駆け付ける場面はどこなんだろ? とか、やっぱり出ました近江八幡、八幡掘、という具合にロケ地想像したり。

若き日の悪かった時代の平蔵を演じているのが市川染五郎、って、このキャスティングずるいよね。
絶対に似てるじゃん(笑)  他のキャストが現在と、過去の姿であんまり似てないのに比べて、実子だからね。
敵役の北村有起哉さんの残酷で憎たらしい演技も素晴らしかった。 柄本明・柄本時生の共演も良かったし。

勧善懲悪+人情ものは、スカッとするね。
ただ、やっぱりエンドロールにはジプシーキングスの《インスピレイション》を流して欲しかったよ。



コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昔ながらの喫茶店 | トップ | 生そば 常盤 »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (keiko(けいこ))
2024-05-17 09:02:46
やっぱり 吉右衛門と比べてしまいますよね。
他の役者さんたちも!
梶芽衣子とか特に。

もう ずいぶん前だけど ほぼ毎年 新橋演舞場の鬼平 観に行ってました。
腹違いの妹役を藤山直美さんのときなんかすっごく心に残ってます。

でも 時代劇少なくなったので 続いて欲しいです。
返信する
こんにちは (楽母)
2024-05-17 17:01:31
けいこさん
私が南座で見たのは、昔の女、というお芝居で山田五十鈴さんが共演者でした。
いま思うと、すごい贅沢なキャスト(笑)
幸四郎さん(気分はまだ染五郎さんなんだけど)も、すごく頑張ってたと思うんですよ。
せりふ回しもよく似てたし。 殺陣もお上手でした。 でも、吉右衛門さんが好き、というのもあって、ね。

おまさは、梶芽衣子さんのキリッとした顔だちがいいんですよ。 中村ゆりさんだとちょっと弱い、なんてね。 偉そうに(笑)
返信する
Unknown (エー)
2024-05-17 17:43:57
こんばんは。
やっぱり、鬼平は吉右衛門さんですよね?!
返信する
おはようございます (楽母)
2024-05-18 08:37:09
エーさん
ジム友さんの中には、吉右衛門さん以前の方を覚えている人もいましたが(笑) 私は吉右衛門さんしかしりません。だから余計に鬼平=吉右衛門になっているのかもしれませんが(笑)
でも、幸四郎さんも良かったんですよ、これはちゃんと書いておかねば。
返信する
最後の締め (オールドパー)
2024-05-18 08:57:32
 エンディングはジプシーキングスのインスピレイションが流れなかったのか~~~、残念ですね、最後はやっぱりインスピレイションでないと締まらないですね。
返信する
こんにちは (楽母)
2024-05-18 17:15:11
オールドパーさん
そうなんですよ。
南座のお芝居の最後はきっちりインスピレイションでしたけど。
映画はやっぱり大人の事情があるんでしょうね(笑)
返信する

コメントを投稿