「全てまるっとお見通し！」

山田奈緒子です。って、知ってる人しか分からない・・・ような？・・かなりたくさんの人が知ってる決め台詞。　知らない人は、聞いてください。別便でもここでのコメント欄ででも。

言い訳なんですけどね、これ始めてから、本読む量が減りましたよ。前ほど本に夢中になれない。　読んでいても暫くすると、コメント増えてるかな？なんて、気になっちゃって。　結局は、お喋りなんですよ、私。　だから、無言で読み進む本より、会話できるブログの方が面白くなってきてね、積ん読になってる本の数が増えました。

しかも、軽いエッセイや、How toものみたいな、深く読書の森に踏み入らなくてもすむ物ばかりが増えました。

読んでいる本や、好きな本を知られるのって、私の教養の程度(教養なんてものがあるとすればの話ですが)が丸見えになるようで、ある意味、裸見せてしまうほど恥ずかしいのですけど、先日まで読んでいた本が、結構、わたし的にはヒットだったものだから、お知らせしますね。

『いい人生の生き方』江口克彦著　PHP新書

著書ご自身も前書きで書いてらっしゃるのですが、「いい人生」というのは「普通に生きる」ということで、そのお考えをもとに、当たり前といえば当たり前、当然といえば当然という事を、普通の言葉で語ってある本です。

本当に、別に目から鱗の本ではありません。　もういい大人なんですから、改めてへぇそうなんだ・・・なんて感心するような新発見ものも出てこないです。　でも、だからこそ逆に、とても素直に頭に入っていきました。　おバカというのもその原因なんですけど、私ね、平易な文体で、誰にでも分かる書き方をされていたりする本や、テレビなんか見ていても、分かりやすく、難しい事を噛み砕いて喋ってくれる方が好きです。　知ったかぶりや、いかにもお利口をアピールするかのように、横文字並べて喋る人って、胡散臭くて嫌いです。

ですからね、この本は、中身にすっと入っていけましたし、何より、謙虚になれました。　もし、お時間があれば読んでみて、私の程度など判断してみて下さい。