去年ぐらいから、井浦新さんが出演する『嵐電』という映画の事を知って、公開されるのを楽しみにしていました。
京福電鉄、通称『嵐電』と呼ばれる四条大宮から嵐山や、仁和寺、広隆寺などを結ぶ観光地を走りながらも、ローカル色満載の1~2両編成の電車。
その嵐電沿線を舞台にした物語。
うーん。
ちょっと期待外れ。 っていうか、こういうの映画人のための、、、玄人受けする内容なんだろうか。
私には理解できないシーンも多々。
映画評を見ていても『つまらない』というような意見もある。
つまらない、、わけではなかったんだけど、面白いか?と問われれば『そうでもない』(笑)
ただ、京都人は馴染みのある風景だし、京都弁にも違和感がないし、ロケ地がわかるという点では面白いと思う。
よその地域の人だとどうかな?
大きなシネコンで上映されるわけでもなく、マニアックな映画館での公開、というのもさもありなん、と思わせる。
去年の『カメラを止めるな』のように話題が話題を呼んで全国区上映になり、邦画興行収入上位に食い込む、ってことはないだろうと思う。
それでも地元というんで、京都シネマは満員。 立ち見も出ました。
私も上映1時間ほど前にチケットカウンターに着いたのに、104席中99番(笑)
あともう少し遅ければ立ち見になるところでした。
京都のかたはご覧になってもいいんじゃないか、と思います。
妙心寺や仁和寺には、大宮から嵐電を利用したり、
北野天満宮に行った後、北野白梅町から嵐電でハシゴしたり、良く利用します。
帷子ノ辻・・・最初読めなかった・・蚕ノ社とか風情ありますよね。 叡電も好きです♪
映画「阪急電車」は大ヒットしましたが、同じように行かないかなあ。 井浦新さん好きです♪
余談ですが、ジュリア・ロバーツ見たさに「ベン・イズ・バック」観ました。
物語の出来は圧倒的に『阪急電車』のほうが上だと思います。 嵐電は知っている俳優さんが井浦さんともう一人、大西礼芳さんだけで、後はオーディションで選ばれた人かなぁ。 演技はヘタじゃないんですけど有名な人がいません(笑) 3つの恋模様が描かれているんですけど、設定に無理があるなーというのが率直な気持ちです。
映画の中でも、東京から来た俳優が、帷子ノ辻が読めないとか、蚕ノ社って面白い駅名だ、というようなシーンもありました。 多分、京都の人には受けると思うんですが。。。
そういう点からは気になる映画ですが、たぶん、映画館にはいかない(笑)
この映画は今の所、京都シネマと出町柳の映画館でしか上映されていません。 どちらも規模の小さなところで、その他の大手では当然予告編も流れていないので、知らない人もいると思いますが、京都シネマは会員さんが多いから、その方たちが詰めかけているのでは?と思っています。
入場システムがいまいち好きじゃないのでここは敬遠気味なんですよ。
あーここきたきたきたき・・・たなんてね。
物語性もなんでもいい、知ってる景色だけで終わってしまう!!
そうそう。
ここ知ってる! ここ行ったことある!っていうささやかな優越感めいた気持ち(笑)
ロケ地もオフィシャルサイトに出ていました。
キネマ・キッチンでお弁当買いたいです(笑)