私立シードゥス学院 Ⅲ

私立シードゥス学院　Ⅲ　　小さな紳士と秘密の家

高里椎奈著　　角川文庫　　令和3年　12月25日　初版

シードゥス学院は全寮制の学校。
小さな紳士・・・は勿論、学院の生徒に求められる姿で、まぁ、小説内では主な主人公3人を指していると理解している。

学院から学費の援助を受けている奨学生の弓削幸希（ゆげこうき）

代々シードゥス学院を出ている家系の日辻理央（ひつじりお）

故郷を離れ、身元保証人の元から入学した越境生　獅子王琥珀（ししおうこはく）

3人はそれぞれ個性的な生徒だが仲はいい。
さすがにいいとこのお坊ちゃんたちなので、各々の事を細かく詮索はしない。

今作では獅子王琥珀・・・なんて素敵な名前だろうw・・・のバックボーンが明らかになる。

相変わらず、高里椎奈ワールドは、よく読まないと途中で意味不明なところが出てくる私の理解力（笑）
最後になって、獅子王琥珀の事がよく分かって、弓削や日辻ともども私も安心した（笑）