柏井壽 著 新潮文庫 平成30年 10月1日
著者お得意の、グルメと京都観光案内、のような。
『鴨川食堂』にテイストが似てて、なかにはホロリとさせられる人情話もからませつつの。
いつも思うのはさすがに根っからの京都人だから、京言葉が巧み。
いま、同じように京都を舞台にしているキャラミスものの望月麻衣さんのもよく読むが、彼女の使う京言葉が偽物っぽく感じるのは、やっぱりもともとが北海道の人、というのがあるんだろうな。
三代以上にわたって住まないと京都人を名乗れない、とか(笑)
それで思うのが、私も大学からこっちに住みだした偽物で(笑) でも、かれこれウン10年以上住んでるのに、未だに『あんた、京都の人と違うやろ』と言われること。
確かに、どうしても馴染めないイントネーションもあるけどさ。
息子はそれに比べたら当然母親より若くて私より長く京都に住んだわけもないのに、『京都の人と違うやろ』と言われたことはない。
そりゃあまぁ、生まれも育ちも京都のあほぼん、やけど(笑) すっかり京都の言葉なんやろか??
それほどまでに、京都に住みだしてからのウン10年より、それ以前の18年ほどの期間が言葉に与える影響は大きいってことか。
そんなことは置いといて、これも読みやすくてお腹の鳴る本。
著者お得意の、グルメと京都観光案内、のような。
『鴨川食堂』にテイストが似てて、なかにはホロリとさせられる人情話もからませつつの。
いつも思うのはさすがに根っからの京都人だから、京言葉が巧み。
いま、同じように京都を舞台にしているキャラミスものの望月麻衣さんのもよく読むが、彼女の使う京言葉が偽物っぽく感じるのは、やっぱりもともとが北海道の人、というのがあるんだろうな。
三代以上にわたって住まないと京都人を名乗れない、とか(笑)
それで思うのが、私も大学からこっちに住みだした偽物で(笑) でも、かれこれウン10年以上住んでるのに、未だに『あんた、京都の人と違うやろ』と言われること。
確かに、どうしても馴染めないイントネーションもあるけどさ。
息子はそれに比べたら当然母親より若くて私より長く京都に住んだわけもないのに、『京都の人と違うやろ』と言われたことはない。
そりゃあまぁ、生まれも育ちも京都の
それほどまでに、京都に住みだしてからのウン10年より、それ以前の18年ほどの期間が言葉に与える影響は大きいってことか。
そんなことは置いといて、これも読みやすくてお腹の鳴る本。
お国言葉はなかなか治らないかも。子供は吸収力が強い(笑)
どうしても関西のイントネーションでは発音しにくい、、、というか抵抗感のある単語はあります。
そういう単語で判断されるんでしょうかねぇ。