エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

許されようとは思いません

2020-07-29 19:35:34 | 
芹沢 央 著  新潮文庫  令和2年 5月30日 8刷

こういうサスペンスというか、ミステリー。
好きか嫌いかで語れば嫌い。

なんかこう、読み進むのがしんどくて。
わくわくしながら次はどうなるの? 次の展開は??というんじゃなくて、ページを繰っても繰ってもしんどいの。

5編なんだけど、救いが無いの。
最後のタイトルにもなっている《許されようとは思いません》だけ、希望がみえるのね。
でも、そこにたどり着くまでも、え~っ、こんな事ってある? というのが綴られていて。
村八分は知ってたけど、村十分、というのは知らなかった。

人の心に潜む闇や悪魔、 ほんのちょっとのボタンの掛け違い。
実際にありそうだから余計に嫌なのかも。

次はもっと軽いタッチのものを読まねば。 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二度手間じゃん | トップ | パジャマのズボン(だけ) »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おっはどす! (おちゃこ)
2020-07-30 08:07:39
あっ、思い出した!
都会から田舎に帰ってきた男性が、村八分にあって
心を癒してくれるのは愛犬のゴールデン、オリーブだけ。
(後に、もう1匹雑種のポパイもいたことがわかりましたが)

「事件発生より、飼い主が戻ると信じ、待ち続けたオリーブにとって不安な日々であったと思われます。オリーブが急死した日時は、身柄拘束と重なります」ー当時のニュースからー

過疎の村人は外からの人を受け入れにくいのかな~?
返信する
おはようございます (楽母)
2020-07-30 10:41:34
おちゃこさん
最近、会社をリタイアしてから田舎に移住してカフェなんかを始めた人が、村人たちにとても良くしてもらって・・・なんていう番組も見かけますが、私は半分信じてないの。 よそ者に厳しいのは中学の時の転校先で思い知ったしね。
人の心って、時代のスピードほどには変わらないと思うんだなー。
返信する

コメントを投稿