はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

家づくりで後悔しやすいポイント

2023-03-13 13:54:55 | 日記

みなさんこんにちは。

今年は花粉が凄いと聞いています。

なんでも一日で去年一年分の花粉が舞うとか

これには花粉センサー非搭載のはちも目はしょぼしょぼして涙が出て、鼻やのどがむずむず。

「花粉症じゃないのに花粉を感じますよ」と花粉症の人に話したら

「それ、花粉症ですよ

な、なんだと

さて、今回は家づくりで後悔しやすいポイントを三つ書きます。

このポイントも人によっては外せないこだわりになることありますので、あくまでも多数に向けて、です。

 

・和室を「なんとなく」作ってはいけない

作ってみたものの和室である必要はなかった、とか客間として使いたいが和室を作る動機になることが多いのですが、両親が年に一度来るか来ないかくらいの頻度でしたら和室を作る建築費よりホテルを利用した方がはるかに安上がりです。

和室6畳を作る予算はおおよそ200万円。

たまにしか来ないゲストにお金をかけるより、そこで暮らす家族にとって居心地のよい空間をつくるほうに、予算を回したいところです。

 

・後悔者続出、開かずのバルコニー

主に布団を干す目的で設置する方が多いです。

しかしバルコニーでなくても布団は干せます。

また、バルコニーでバーベキューをしたい」というお施主様もよくいますが、床を傷め、防水機能を低下させる原因となる可能性があるので、バルコニーでのバーベキューはおすすめしません。

バルコニーのような屋外の設備は劣化が早く、メンテナンスコストもかかりがちで、排水溝などの掃除もしなければならず、維持にけっこう手間がかかるものです。

構造的にも、下階の部屋の屋根を兼ねているケースだと、外に面した部分の面積が大きくなるので断熱性能が下がり、劣化により防水性能が落ちて雨漏りをするリスクも高くなります。

近年は、花粉症やPM2.5の影響から外に干さない人も増えており、結果的にほぼ使用されない「開かずのバルコニー」が続出しています。

デメリットを上回る明確な目的がないまま、なんとなくバルコニーをつくるのはやめたほうがいいでしょう

 

・とにかく「窓」いっぱい、明るい室内はダメ

「自然の光がよく入る明るい家」に憧れる人は多く、設計においても「窓を多くしたい」という要望をよく受けます。

ただ、窓というのは「建物の弱点」であり、数を設けるほどデメリットが浮かび上がってきます。

窓を設置するのは、「その分、壁をなくす」ということに他なりません。その結果、まず断熱性能が低下します。いくら性能のいい窓でも、壁には断熱性が劣り、どうしても「窓辺が寒い、暑い」という状態になります。その他に、耐震性やメンテナンス性、コストといった点でも、壁に分があります。

ここで窓の本来の役割を考えてみると「自然の光を取り入れる」「景色を眺める」「出入りする」「通風をうながす」の4つになるかと思います。

そこに窓が必要かどうか迷ったときは、この4つの役割を思い出せば、窓の取捨選択がしやすくなるはずです。

窓は、必要最小限の数を、適切な場所に計画すべき、というのが後悔しないためのポイントとなります。

最後に窓は、夏場の日差しの遮蔽が重要になります。

冬には光がよく入ることで暖房効果を得られますが、その分夏にはかなり室内の温度が上がりやすく、それが光熱費に跳ね返ってきます。もし庇さえついていたなら、夏の冷房負荷をだいぶ抑えられるはずです。

軒が大きく出ていればいいのですが、そうでないのなら庇などを取り付けた方がよいでしょう。

 

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