高校生の頃に好きだった谷川俊太郎の詩に
繰り返す波の教えるのは
ただの一度も 本当の繰り返しは ないということ
という一節がありました。
高校生の時も、すごい言葉だなぁと思ったけど、
年を取るごとに、身に沁みてきます。
去年も今年も来年も、お正月は来るけど、
同じお正月はないんですよね。
鈴木ヒロミツの「余命三ヶ月のラブレター」という本を読んでいたら、
自分は、もう一度、桜が見られるだろうか。
という一節がありました。
桜を見るという、毎年同じことの繰り返しに思えることにも、
自分にとっての LAST 1 があるということを、いつもは忘れてしまっています。
やり残したことへの後悔、やり過ぎたことへの後悔。
今年も、いっぱいあるけど、
日々是好日
仏教で、正式には「にちにちこれこうにち」と読むらしいです。
晴れたら好日。雨でも好日。台風でも好日。ころんでも好日。試験に落ちても好日。失恋でも好日。
過去は忘れて、今日一日を大切に生きよう
ほっとする禅語70