9/7のNHK俳句の季語は『芭蕉』で、大宜味村で芭蕉布の生産をしている方がゲストで出演されていました
芭蕉を育て、布にするまでの手順を説明されていましたが、気の遠くなるような根気のいる仕事です

1枚の着物にする大きさの布を作るのに、1年くらいかかるんですって
「沖縄は、あまり季節感がないと言われますが、だからこそ季節の移り変わりに敏感になります」とおっしゃっていたのが印象的でした
『芭蕉』は秋の季語ですが、沖縄の芭蕉と本土の芭蕉は、ちょっと種類が違うらしいです

私は沖縄に来て初めて芭蕉の木を見ましたが、本土にもあるんですね

最初はバナナの木かと思いましたが
奥の細道で有名な松尾芭蕉は、当時は輸入物で新しい感覚だった『芭蕉』がカッコいいので、自分の名前にしたそうです。へぇぇぇ~

芭蕉庵の芭蕉翁と芭蕉の木
芭蕉葉を柱に懸けん庵の月 松尾芭蕉
旅人が葉にたまった水を飲んで休息したといわれる扇芭蕉。

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