芸術新潮の1月号は「沖縄の美しいもの」です
なんといっても、美しいものNo.1は紅型でしょう
つい130年ほど前まで、琉球は王国だったわけで、王家の衣装というのは特別な美しさがあります
ところが、庶民の衣服である、絣や芭蕉布もまた独特な実用の美があるんですね
琉球漆器は、高い技術の割に、図柄はあまり精巧でないラフなものが多いそうです
大和であれば精密画に走りそうなところを、精密すぎるのを嫌ってわざとラフにしたのではないか、
それが琉球人の美意識だったのではないか、と言っています
そして、沖縄のやちむん(焼物)の良さも、そのおおらかさのように思います
この大嶺實清さんの工房に、12月のやちむん市の時に行ったのですが、
目をつけたブルーのお皿を、タッチの差で他の人に買われてしまいました
さっさと買えば良かったな~