熊本市でも、公費による家屋の解体作業が始まりました。
76社の解体業者が、常時200ヶ所で解体作業を行います。
申し込みのあった約8000棟の解体作業が終わるのは2年後の予定です。
家屋の被災認定は4段階です。
全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。
半壊以上の認定家屋は、解体を申し込むと公費で解体してくれます。
自費で解体した人の補助金申請の受付も始まりました。
3ヶ月が過ぎてやっと、復興がスタートしたのです。
1900回を越す余震の中では何もできません。
心が落ち着かないのです。
精神的に落ち着かないと、何もできません。
さてさて、
梅雨は明けましたが余震はまだまだ続いています。
先の豪雨と休みない余震で、家屋が倒壊しています。
揺り疲れと言うそうです。
3ヶ月が過ぎ、やっと復興に向かってスタートしたばかりです。
この3ヶ月間は時間が止まっていました。
スタートしましたが、まだまだ試練は続きます。
自力で自宅再建が出来る人はいいですが、
自力で自宅再建が出来ない人がほとんどです。
全半壊した家屋は築年数の古い家が多いのです。
古い家の所有者は、高齢者が多いのです。
自力での自宅再建が難しい高齢者です。
流行の言葉で下流老人と言います。
被災すると、格差社会が見えてきます。
今日の熊日新聞をスキャンしました。
7月21日(木)の熊日新聞をスキャン。
約8割の一部損壊被災者にも義援金(寄付金)の配布を!!
阿蘇南外輪山に咲く オミナエシ