熊本地震で家を無くした被災者は、
仮設住宅、みなし仮設住宅(民間アパート・借上げ)に、2年間は入居できます。
問題は2年後です。
2年後は仮設住宅を出なければなりません。
2年後は、みなし仮設住宅(民間アパート)の家賃も自己負担になります。
2年以内に、自宅再建ができる人はごく一部の恵まれた人です。
2001年4月から、小泉改革が作り上げた格差社会です。
低賃金で結婚もできない、子供も増えない、下流老人ばかりが増えています。
あそらく、2年後も、仮設住宅、みなし仮設住宅はそのままですよ。
(格差社会です。最低5年間は仮設住宅はそのままですよ、たぶん。)
格差社会の中で、高齢者が家を失えば住宅再建は無理です。(断定)
昨日の新聞に、
災害公営住宅(復興住宅)の記事が載っていました。
自力での住宅再建ができない被災者のために、
災害公営住宅(復興住宅)を建てるそうです。
被災者は、一般の公営住宅より安い家賃で入居できるそうです。
被災者にも光が見えてきた新聞記事でした。
行政も格差社会が分かっているのです。
しかし、格差社会の解消を目指す政治屋さんはいません。
税金で、自己資産を増やすことしか頭にないようです。
タムラソウ(阿蘇草原に咲きます)