富田元治のブログ

メール:ganto1950@yahoo.co.jp

水俣病公式発見の日から65年です。

2021年05月01日 | #あ~人生

水俣病公式発見の日から65年です。

 

チッソ水俣工場・附属病院の細川一病院長が、

1956年(昭和31年)5月1日、

「原因不明の中枢神経疾患」として「5例の患者」を水俣保健所に報告しました。

この日が水俣病公式発見の日とされました。

 

1956年(昭和31年)5月1日が、水俣病公式発見の日です。

今日、5月1日は水俣病公式発見の日から65年目です。

65年目?? 実は、75年前から水俣病は始まっていました。

75年前の1946年から、工場排水を水俣湾に垂れ流していたのです。

 

1946年:日本窒素がアセトアルデヒド、酢酸工場の排水を無処理で水俣湾へ排出。

1949年頃:水俣湾でタイ、エビ、イワシ、タコなどが獲れなくなる。

1952年:熊本県水俣で最も早期の認定胎児性患者が出生。ただし認定は20年後。

1953年:熊本県水俣湾で魚が浮上し、ネコの狂死が相次ぐ。以後、急増。

1953年ごろより、水俣市一帯に特異な中枢神経症状を呈する患者が多発し、

死亡率も高いことが注目されていたのです。

 

1954年:8月1日付熊本日日新聞で、ネコの狂死を初報道。

1956年:5月1日、水俣病公式発見の日。「5例の患者」を水俣保健所に報告しました。

1959年(昭和34)に熊本大学医学部の水俣病研究班が、

「チッソ水俣工場の排水中に含まれるメチル水銀が魚貝の体内に入り、

これを多食した者が発病する」という有機水銀中毒説を発表しました。

 

1961年にはメチル水銀化合物の生成過程を明らかにし、

汚染源が同工場であることをつきとめました。

しかし、チッソがアセトアルデヒドの製造を中止し、

製造工程で出る水銀の流出が止まったのは1968年5月でした。

 

そして、同じ年の1968年9月に公害病と認定されました。

熊本・天草選出の園田直厚生労働大臣が公害病と認定したのです。

 

熊本・天草選出の園田直大臣だったから、認定したんでしょうね~?

園田直氏以外の大臣だったら、認定はもっと先延ばしされていたかも~?です。

 

1968年9月,水俣病は公害と認定され、

2004年最高裁は、国と熊本県にも責任があることを認めました。

2004年に最高裁判所が、国と県にも責任があると認めましたが、

まだ、水俣病は解決していません。

 

 

ユージンスミス氏の作品を無断拝借。

 

 

 

 

 

 

水俣病 原田 正純・著 岩波新書。

原田正純氏は、熊大の准教授(助教授)のままでした。

教授の資格がありながら、行政により昇進が止められました。

熊大では教授になれず助教授のままでした。

 

 

 

新装版 苦海浄土(我が水俣病) 石牟礼道子・著。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

映画『めぐみへの誓い』予告編(ロングバージョン)

2021年05月01日 | #日本政府と拉致問題

映画『めぐみへの誓い』予告編(ロングバージョン)

拉致被害者・『横田めぐみちゃん』の映画です。

この映画をぜひ、NHKで放送して欲しいものです!!

 

 

 

 

 

 

【北朝鮮拉致問題】 「拉致」 私たちは何故、気付かなかったのか !

下に、YouTubeを共有しました。ぜひ見てください。

 

1977年11月15日、当時中学1年生だった横田めぐみちゃんが、

北朝鮮政府に拉致されたあの日から丸43年が経ちました。

 

産経新聞の阿部 雅美氏が、1980年1月7日、サンケイ新聞朝刊一面トップにおいて、

「アベック三組ナゾの蒸発」「外国情報機関が関与?」の見出しで、

日本人拉致事件を初めて報道しました。

このスクープ記事は、当時の社会党とマスコミによって潰されました。

他のマスコミ各社は、 

「産経新聞は公安警察の情報に踊らされている」と、

この北朝鮮拉致問題を全く無視したのです。

 

1988年3月26日の参院予算委員会で、故梶山静六 国家公安委員長が、

「北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と答弁した日から32年です。

故梶山静六 国家公安委員長の答弁も旧社会党とマスコミがつぶしました。

 

小説家西村寿行氏は産経新聞のスクープ前に、

「アベック三組ナゾの蒸発」を小説・異常者の冒頭に書いています。

「アベック三組ナゾの蒸発」は、当時から異常な事件だったのです。

下に、YouTubeを共有しました。ぜひ見てください。

 

 

 

 

1977年11月15日 中学1年生の横田めぐみちゃんが北朝鮮に誘拐される。

 

1979年、西村寿行氏の小説【異常者】の冒頭に、

3組のアベック拉致事件が取り上げられている。

 

1980年1月7日、サンケイ新聞朝刊一面トップにおいて、

「アベック三組ナゾの蒸発」「外国情報機関が関与?」が載る。

 

1988年3月26日の参院予算委員会で、故梶山静六 国家公安委員長が、

「北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と答弁する。

 

以上全て、マスコミと旧社会党が潰しました。

 

gangeeの九州山歩き・感動した映画(横田めぐみちゃん)←クリック。

 

 

 

 

 

コメント

阿蘇山(高岳・中岳)新登山ルート2本 開通

2021年05月01日 | 九州の山歩きと山野草

阿蘇山(高岳・中岳)新登山ルート2本 開通

= 1キロ規制時も阿蘇山頂へ =

 

阿蘇山(高岳・中岳)登山に新登山ルートが、

3,600万円ほどかけて出来上がったそうです。

今日(2021年4月29日)の熊日新聞に載っています。

 

熊日新聞を無断でスキャンしました。(下の画像)。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

 


阿蘇山・縦走登山 (中岳・高岳)

【山行日】2011年4月10日(日)  

【同行者】坂口さん、さっちゃん、めぐちゃん、おだちゃん、gangeeの5人

【コース】砂千里登山口→中岳山頂→高岳山頂→高岳東峰→日の尾峠 (縦走登山)

【時間】ロープウエー駅発:8時30分→砂千里登山口発:8時50分→火口壁着:10時10分→

→中岳山頂着:10時35分→高岳山頂着:11時10分→(食事休憩)→高岳山頂発:12時20分→

→高岳東峰着:12時40分→(展望休憩)→東峰発:13時20分→日の尾峠登山口着:14時50分 

(6時間20分、異次元空間を楽しんできました。



阿蘇山縦走路(砂千里登山口~日の尾峠登山口)を歩いてきました。

午前8時に、阿蘇ロープウエー駅に集合です。

私の車を日の尾峠にデポして、阿蘇ロープウエー駅から縦走開始です。
今日も有毒ガスが発生しているようで、噴火口見学は出来ませんでした。

噴火口見学は諦めて、中岳山頂から噴火口を見下ろしてきました。

では、愉快な仲間との阿蘇山大縦走のデジカメ山行記です。

 

砂千里登山口 砂千里

数年前まで何も無かった砂千里登山口に、遅まきながら登山届箱が設置されました。

日本百名山の一座です。しかも、深田久弥氏が歩いたコースです。

阿蘇山登山は砂千里登山口コースがお勧めです。

 

 

ガレ場の登山道 登山道(砂千里)を振り返ります。

阿蘇の草千里は超有名ですが、砂千里は話題にもなりません。

『ワァ~!外国に行かなくてもいいわ~!』  

『みんなを連れてきて、この風景を見せたいわ~』

『日本じゃない見たい』 三人さんの感想です。

 

 

噴煙(登山道から) 登山道

青空の好天気です。黄砂の影響でしょうか?

見えない山を指差して、山の名前教室です。

見えるはずの雲仙普賢岳、一の岳(金峰山)、二の岳、三の岳が見えません。

『今日は阿蘇・烏帽子岳だけ覚えます』でした。(笑)

 

 

中岳山頂 中岳山頂から

中岳山頂から、7個の噴火口を見下ろしますが4個ぐらいしか確認できません。

日本じゃない風景をしばらく楽しみ、高岳山頂を目指します。

 

 

高岳山頂(↓印) 登山道から 登山道

中岳山頂から高岳山頂へガラ場の登山道を歩きます。

蛇足:中岳からロープウエー東駅のコースは下山禁止になっています。

 

 

登山道を振り返ります 高岳山頂から天狗の舞台(↓印)

山の名前教室・・・①南外輪山 ②御竈門山(おかまどやま)

 ③俵山 ④阿蘇・烏帽子岳 ⑤中岳です。

好天気の日曜日です。高岳山頂は大勢の登山者さんでした。

みなさん、仙酔尾根(通称バカ尾根)から登って来られています。

 

 

登山道(高岳東峰へ) 天狗の舞台下(登山道)

ポカポカ陽気の高岳山頂で、風景を肴に熱い珈琲・・至福のひと時です。

食べすぎました。おにぎり2個、カップ麺、宮崎地鳥、高菜漬け、メロン漬け、せんべい。

右手に鍋底の月見小屋を、左手に阿蘇谷、霞の中の九重連山、前方に天狗の舞台、

祖母傾山系を見て、火口壁を歩きます。

 

 

高岳東峰にて 根子岳を展望

天狗の舞台下の5万本のミヤマキリシマ群落を抜けると、根子岳が待っています。

『根子岳をここから眺めるなんて~!』 さっちゃんの感想!

言葉にならない風景です。高岳登山の際は、是非、高岳東峰まで足を延ばしましょう!

 

 

下山道 下山道

根子岳を目指して、ミヤマキリシマ群落の中を下りて行きます。

根子岳が少しづつ姿を変えてきます。登山道から眺める根子岳の雄姿も格別です。

 

 

登山道の一本桜 日の尾峠・登山口

一心行の桜は満開でしたが、登山道の一本桜(2本あります)は堅い蕾でした。

大満足の阿蘇山大縦走登山でした。GPS画像は、パソコンに転送できません。

GPSを色々触りすぎて、パソコン転送が出来なくなりました。(笑)

帰りは一心行の桜見物の大渋滞に巻き込まれました。一心行の桜は満開です。

【おわり】


   


【ホームページ・トップに戻る】

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント