富田元治のブログ

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バカと無知(橘 玲・著) キャンセル・カルチャーとは、

2023年02月10日 | 面白かった本

バカと無知(橘 玲・著)新潮新書。

図書館に予約したが予約者多数のため、何時になる分からない。

しゃーないから買ってきた。

おぅ~! 

正義を振りかざす ”うっぷん晴らし” のブログのことが書いてある。

キャンセル・カルチャー・・??? 知りませんでした。

 

 

(以下、Wikipediaから )

キャンセル・カルチャーとは、

ソーシャルメディア上で、過去の言動を理由に対象の人物を排斥すること。

芸能人や政治家といった著名人を対象に、過去の犯罪や不祥事、

不適切な言動とその記録を掘り起こし、

大衆に拡散して炎上を誘って社会的地位を失わせる運動や、

それを良しとする風潮をいう。

キャンセル・カルチャーは、アメリカ合衆国から全世界に拡大した。

 

 

2021年7月、東京オリンピックの演出に参加する予定だったクリエイター2人が、

20年以上も前の雑誌や公演での言動によって解任される事態が起きた。

 


ミュージシャンの小山田圭吾がいじめ行為を行ったとされる

1994年と1995年のインタビュー記事や、

演出家の小林賢太郎が1998年のコントで「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」等と

ホロコーストを扱うセリフを使用していたことが解任理由とされた。

 

 

日本経済新聞は、これが日本初の本格的なキャンセル・カルチャーになったと推察している。

この運動は東京オリンピック関係者以外の人物にも波及し、

Youtuberの加藤純一やプロゲーマーのたぬかなが過去の動画上の言動を理由として、

出演予定のイベントの取り消しやプロゲーミングチームからの解雇を受けている。

 

 

キャンセル・カルチャーは米国発の排斥運動であるが、日本では独自の発展を遂げている。

キャンセル対象に罪を意識させ改善を促す本来の目的とは異なり、

日本ではネットユーザーが鬱憤を晴らすためや、単に糾弾したい欲求を満たすために使われ、

キャンセル・カルチャーを大義名分として、正義を振りかざすことができる娯楽の1つとして、

この運動が行われていると指摘されている。(以上、Wikipedia より)

 

 

【バカと無知(橘 玲・著)新潮新書】

バカは自分がバカであることに気付いていないことだ。

なぜなら、バカだから。

バカと無知は違う。

バカは能力の問題だが、無知は問題解決に必要な知識を欠いていることだ。

能力の低い者は、そもそも自分が能力が低いことを正しく認知できていない。

【バカと無知(橘 玲・著)新潮新書】

 

おぅ~! うっぷん晴らしのブログのことです。

面白い本です。超お勧めです。

 

 

 

 

 

 

 

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