富田元治のブログ

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貧困は自己責任か?その1

2020年01月25日 | #デタラメ政治

貧困は自己責任か?その1

 

格差社会がどんどん拡大しています。

非正規社員(使い捨て労働者)がどんどん増えています。

非正規社員・本人は自己責任だから、しゃ~ないと、思っています。

職業選択の自由です。憲法で保障された国民の権利です。

 

ところが、多くの非正規社員(使い捨て労働者)が、

職業選択が自由なはずの日本社会で、努力不足の自己責任で、

非正規社員(使い捨て労働者)になったと思い込まされています。

 

現在の日本には、職業選択の自由がありません。

非正規社員(使い捨て労働者)は、政策が産んだ強制労働なのです。

拡大する非正規社員は、政治・政策によって作り出されました。

 

正社員を望んでも、正社員にはなれないのです。

これは職業選択の自由ではありません。非正規社員の強制です。

憲法で保障された職業選択の自由が笑わせます。

非正規社員(使い捨て労働者)は、政策による強制労働なのです。

非正規社員(使い捨て労働者)は、決して自己責任ではありません。

政治・政策による社会的強制なのです。強制なのに誰もなんとも言いいません。

なんとも言わないどころか、正社員になるのが夢ですと子ども達に言わせて平然としています。

こんな国にした犯人は、小泉・竹中を支持した多くの国民ですよね・・・・~!

 

自己責任だぁ~と、大声で叫び、

非正規社員(使い捨て労働者)は努力が足らなかった人だと自己責任で片付けます。

こんな馬鹿な社会はありません。

非正規社員(使い捨て労働者)は、政治的政策によって生まれた奴隷なのです。

だれが望んで、非正規社員(使い捨て労働者)になるもんですか!!

 

労働法をぶっ壊し、日雇い労働者を派遣社員と呼び、

手配師を派遣会社と呼ばせるようにしたのです。

そして、その手配師の親分が、竹中平蔵(パソナ会長)なのです。

貧困は、明らかに政治・政策のせいなのです。自己責任ではありません。

 

非正規社員(使い捨て労働者)、ワーキング・プアー、貧困、過労死。過労自殺、

決して、自己責任ではないのです。いまだに、多くの労働者が自己責任だと思っています。

自己責任論で、貧困層を見捨て、なんら格差解消に手を付けない政治のせいなのです。

政治、政策によって貧困層が作り出されました。いいかげんに、気が付け日本人!!

 

小泉内閣が竹中平蔵を起用して作った政策なのです。

竹中平蔵が【経済戦略会議】で答申した、

日本の経済成長を妨げているのは、過度に平等公平を重んじた行き過ぎた平等社会である。

従って、この行き過ぎた平等社会から、個々人の努力と自己責任によって、

健全で創造的な競争社会を作って行かなければならない。

(竹中平蔵の経済戦略会議の答申)。

政治による格差社会を破壊し、自由平等社会に作り変えましょう~!!

その2に続きます。読みたいですか?(笑い)。

 

◆ 7月15日  貧困は自己責任か? その2  ←クリック。(同上)。

◆ 7月15日  貧困は自己責任か? その3  ←クリック。(同上)。

◆ 7月17日  貧困は自己責任か? その4  ←クリック。(同上)。

◆ 12月6日   貧困は自己責任か? その5  ←クリック。(同上)。

 

 

 

 

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パラサイト 半地下の家族

2020年01月20日 | 感動した映画

パラサイト 半地下の家族。

アカデミー賞の最有力候補作品だそうです。

が・・・・、熊本市内の上映館は1館だけです。

だからですかね~? ほぼ満席の状態でした。

久しぶりに、両隣の席にも観客が座りました。

観客が多いせいか、上映前から妙な緊張感がありました。(笑い)。

 

さて、映画を観た感想です。

アカデミー賞の作品賞は難しいですね~?

格差社会の描き方はジョーカーの方が上手いですね。 ←クリック。

”パラサイト” の格差社会の描き方には、違和感を感じました。

富裕層と貧困層の最大の違いが、子供が気が付いた臭いでした。

”臭い” が格差の象徴でしたね。

 

『計画しなければ失敗もない』。

富裕層にパラサイトした貧困層の父親の言葉です。

『大学進学も就職も結婚も関係ない。金儲けをしてあの家を購入する』。

貧困層の長男の言葉です。

 

そして、長男があの家を購入し、

事件を起こし、行方不明の父親とあの家で再会します。

おぅ~! 富裕層の仲間入りをはたしたかぁ~! 

しかし、長男の夢でした。貧困層からは抜け出せません。

アカデミー賞の作品賞は難しいですね~?

 

ポスターは目隠しです。

貧困層は素足で、富裕層は靴を履いています。

 

 

 

 

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カイジ・ファイナルゲーム (2019)

2020年01月19日 | 感動した映画

カイジ ・ファイナルゲーム (2019)

映画好きの日置さんから電話でした。

 

『ganさん、カイジ ファイナルゲーム ば、観に行きなっせ』 と。

〈俺は、漫画の第1巻ば、読んだばってん、俺には合わんばいた〉。

『いや、ganさんな、胸んスートするばいた』。

〈なんなそりゃ~〉。

『竹中平蔵をカイジがやっつけるとたい、観に行きなっせ!』

 

ネットで調べると、極端に評価の低い映画です。

日置さんが薦める映画に ”はずれ” はありませんから、観てきました。

10年後の日本社会を舞台にした〈カイジの世界〉”命を懸けたギャンブル”でした。

 

政府の有識者会議のメンバーであり、

派遣会社の社長である吉田鋼太郎とカイジのギャンブルが描かれています。

ギャンブルの裏では、国の借金をゼロにする〈預金封鎖と新札発行〉が絡み、

政府要人たちが私腹を肥やすたくらみをしているのです。

 

1,500兆円まで膨れ上がった国の借金を返すには、

国民の貯金1,500兆円で返すしか方法がないのです。

その為の〈預金封鎖、新札発行〉が描かれています。

実際、2024年には新札の発行が決まっています。

そして、預金封鎖は閣議決定で、いつでもできます。

 

カイジ ・ファイナルゲーム は、10年後の格差社会の暗示かも~?

安倍内閣の未来投資会議の重鎮であり、

派遣会社パソナの会長である竹中平蔵と

カイジの戦いを描いたギャンブル映画でしたね。

 

日置さん曰く、格差社会を創った竹中平蔵のことをみんな知っていますよ!

gangee曰く、いや、まだまだ、ごく一部の人しか、

竹中平蔵が派遣会社の経営者だと知っていませんよ!

竹中平蔵を大学教授の偉い先生だとしかマスコミが報道しませんから。

 

竹中平蔵は、労働者を低賃金の派遣社員だらけにし、

自らは派遣会社を経営し、労働者から7割も搾取しているのです。

(映画の中では7割の搾取でした)。

竹中平蔵が、安倍内閣の未来投資会議のメンバーである限り、

日本の格差社会は益々拡大するばかりです。

 

今日は、格差社会を描いた”パラサイト、半地下の家族”を観てきます。

今年のアカデミー賞にノミネートされた映画です。

昨年、”万引き家族”が賞を取れませんでしたから、

今年は、”パラサイト 半地下の家族” か、”ジョーカー” が

アカデミー賞を取るかもしれませんね!

 

気候温暖化防止を叫ぶ少女ように、

格差社会解消を叫ぶ少女が出てきて欲しいものです。

そして、竹中平蔵が、労働法を改悪し、自ら派遣会社を経営し、

派遣社員から搾取している事実を、マスコミが報道して欲しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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生き埋めで作業員の女性死亡。 同僚「名前知らない」。

2020年01月18日 | #デタラメ政治

生き埋めで作業員の女性死亡。 同僚「名前知らない」。

同じ職場の人間が死んでも、名前も知りません。

これが、格差社会日本の現実です。

 

2020年1月17日午前9時ごろ、千葉市若葉区の宅地造成工事現場で、

40代から50代くらいの作業員の女性が、

崩れた土砂で生き埋めとなり、死亡しました。

死亡した作業員の女性は外国人とみられていますが、

身元が分かっていません。


警察によりますと、

女性は他の作業員にタイ国籍だと話していましたが、身元が分かっていません。

一緒に働いていた同僚は「通称で呼んでいるので名前を知らない」

と話しているということです。

警察は安全管理の状況などについて捜査しています。

 

安全管理????

刑事被告人のゴーンは、日本で稼いだ金で海外逃亡させるし、

不法滞在の低賃金労働者は野放し状態だし、

この国の国民は、自己責任社会で黙々と働き、税金を納めるだけです。

納めた税金がどう使われたのか知りようがないのです。

マスコミが全く報道しませんから。

 

話がそれました。外国人労働者死亡のニュースに戻ります。

小泉改革による少子化で生じた労働者不足のこの国に 、

低賃金で働く出稼ぎ外国人が、技能実習生と命名され大勢やってきます。

借金してまで、この国にやってくるのです。

 

名前だけの技能実習生は、低賃金で働く労働者たちです。

奴隷状態だと気が付いた技能実習生は、即、職場離脱です。

技能実習生の半数が行方不明者だそうですが・・・・・、

マスコミは報道もしません。

技能実習生で儲かるのは、竹中平蔵が経営する派遣会社だけですが、

これまた、マスコミは、

『竹中平蔵は派遣会社の経営者』だと、全く報道しません。

 

人材派遣会社・最王手のパソナの経営者である竹中平蔵!

小泉改革で労働法を破壊し、人材派遣会社を経営する竹中平蔵!

マスコミは、人材派遣会社の経営者・竹中平蔵を大学教授と報道します。

 

 

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トマ・ピケティ氏、東大講堂で講演。

2020年01月18日 | #デタラメ政治

トマ・ピケティ氏、東大講堂で講演。

経済学者のトマ・ピケティ氏が、アベノミクスを一蹴しました。

アベノミクスのトリクルダウン理論は、上手くいく保証はないと述べました。

金持ちから税金を取り、若者向けの減税などで格差を是正すべきと主張しました。

 

新自由主義政策(トリクルダウン)で打ち出された規制緩和、民営化が、

自己責任、派遣社員、教育格差等々で経験したことの無い格差社会を生み出しています。

 

アメリカ政府の言うまま、小泉改革で新自由主義を取り入れた日本は、

世界最大の格差社会アメリカの日本州になっています。

OECDが公表する超格差社会NO1のアメリカ、NO2のジャパンです。

 

大企業優先、富裕層優先の政策をやめるべきです。

税金による所得の再分配を行うべきです。

 

トマ・ピケティ氏が来日された時、東大講堂で講演されています。

(講演の内容を下に抜粋)。

 

アベノミクスは、富裕層・大企業への税を軽減する一方で、

その穴を大衆課税である消費税増税で埋めようとしています。

これは、私が主張する累進課税強化と真っ向対立しています。

 

あらゆる人にかかる消費税を引き上げることが、

どうして日本の成長にとってよいことなのか。納得できません。

富裕層だけを優遇するアベノミクスと、累進課税強化のどちらが正しいかは

もう2~3年もすればはっきりするでしょう。

 

はっきりしたときには、階級社会の世襲制度が完成し、

もう手遅れになっているかもしれませんが......。

(以上、ピケティ氏の講演から)

 

また、

『労働に対する税を低くして資産に対する税を増やし、

金持ちから税金を取って資産のない若者向けの減税を実施するなどして、

格差を是正すべきです』。

 

『国際的水準でも、日本の過去の税率と比べても極端に低い税率です。

つまり、トップの所得シェアが増えているのに、

以前より低い税率しか納めていないということです』。

 

『これを不平等といわず、なんと言うのでしょうか』。

とも、トマ・ピケティ氏は言っています。

 

消費税率を3%→8%→10%と引き上げても、税収は増えていません。

消費税率3%時代の60兆円から増えていないのです。

 

消費税を10%にしても、税収が増えないのは当然です。

富裕層に対する累進課税強化が全くなされないどころか、

逆に、アメリカと同じように累進課税率が引き下げられています。

利益1兆2000万円超のソフトバンクは無税です。

税金を納めていないのです。

今や、税収のトップは消費税です。

消費税が、所得税、法人税を上回る税収になりました。

 

アメリカを抜き、世界一の貧困率を誇るジャパンが誕生しました。

マスコミが報道しないだけです。

USAジャパン州が誕生したのです。

日本国民が夢に見たアメリカ合衆国の日本州の誕生です。

超格差社会・日本州が誕生したのです。

富裕層の世襲体制が完成したのです。

同時に貧困層の世襲社会も完成したのです。

 

新聞も本も雑誌も読まない貧困層が続々誕生しています。

低賃金で働く、経済的に余裕のない労働者たちです。

車も買えず、新聞も買えない貧困層の若者たちの誕生です。

本も読まず、新聞も読まない、読解力の落ちた若者たちです。

富裕層の世襲体制を目指す政治が理解できないのです。

資産も無いのに、富裕層だと勘違いした日本人の誕生です。

 

カーシェア、ルームシェア、何が価値観の変化ですか!!

低賃金で車も買えず、アパートも借りれないのです。

貧困層の世襲化です。

貧困層の世襲化に気が付いた若者たちは子孫を残しません。

日本の少子化は止まりません。日本国消滅です。

 

トマ・ピケティ:著 21世紀の資本 (みすず書房)。


 

トマ・ピケティ:著 21世紀の資本 (みすず書房)。

 

トマ・ピケティ:著 21世紀の資本 (みすず書房)。

 

小泉純一郎と竹中平蔵を逮捕し、

刑務所に送り込まない限り、日本人は目を覚ましません。(断定)。

 

 

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