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道端の小判草(こばんそう。イネ科コバンソウ属)の穂(小穂)が、小判色になりました。小穂が時に得体の知れない、押しつぶされた甲虫のようにも見えますので、虫嫌いの方はギョッとするかも知れませんね。
小判草はヨーロッパ原産で日本へは明治期に観賞用として導入されたとのこと。しかしですよ、こんな地味なものを鑑賞するためにわざわざヨーロッパから取り寄せる日本人の美意識って、まぁ、個性豊かというのか、独特ですよね。
導入当初は鉢植えにでもされて高貴なお方の間で鑑賞されたのだとは思いますが、今では庭から逃げ出し、立派な雑草。ただしWikipediaによれば分布は「本州中部以南」とされておりますので、東北・北海道にお住いの方には珍しい植物かも知れません。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月21日に撮影した写真を6点掲載しております。田植え時となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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