片方だけの靴下

 片方だけの靴下が二つ。
 左右色の違う靴下を履くのは変だし(平気で履いていた友人もいたけれど)、かと云ってまだ履けそうなものを捨てるのは忍びないしと取っておくと、もう片方がどこからか出てくることもある。出てこないこともあるけれど。

 しかし、どうして靴下はいつも片方だけが失くなってしまうのだろうかと、考えてみた。
 答えは実に簡単だった。

 両方一緒に失くなっていたら、失くなったことに気がつかないのだ。大体がだ、黒やグレーや茶色と云った似たような色の靴下がたくさんあるのがいけない(アーガイルチェックのちょっと洒落たものも少しはあるけれど)。だからそんな靴下の一足くらいが失くなっても気がつかないのだ。気が付くのは干す時に半端な一つが出て来た時。だから靴下はいつも片方だけが失くなるような「気がするだけ」なのである。

 世の中は疑問に満ちている。でも、あらためて何故なのかと考えてみると実に簡単に謎が解けることもある。解けないこともあるけれど。つまらないことだからと考えないのではなく、考えてみる。何故なのか、本当にそうなのかと考えてみる。考えるのは良いことだと思う(今どき、調べるのも簡単だし)。何に良いかって? ボケ防止になるような気はするぞ(^^;

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月6日に撮影した写真を6点掲載しております。初夏の様相となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/cd31de5ed4eeb9ae1c7cfab9535a8048

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#片方だけの靴下 #靴下はいつも片方だけがなくなる #なぜ #何故 #考えてみる

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