画像は朝日新聞より
昨日(2023年9月17日)の朝日新聞一面に「広島の少年は 父だった〜被爆直後の写真、撮影から78年 身元判明」と云う記事。上の写真は27面掲載の詳細記事。
詳しくは昨日付の朝日新聞をお読みいただきたいが、私はこの記事によって、あらためて新聞の「取材力」に気付かされた。新聞以外に、このような手間と時間をかけた取材ができる文字媒体は他にない、これぞ新聞の力だと。
「新聞苦境」が云われて久しい。三大紙の一角、朝日新聞の販売部数は2014年の800万部が、2022年には397万部まで落ち込んでいると云う。最近では地方紙の夕刊廃止が度々報じられているなど、新聞各社はいずれも苦戦しているのだ。
新聞の販売部数が減少すると云うことは即ち売上の減少であり、それは経営の悪化を招き、ひいては新聞の命である取材力の低下につながる。
私を含め多くの人がニュースなどの情報をネット経由で入手することが多くなっている昨今ではあるけれど、考えてもみればネットに溢れるニュース・情報の出どころの多くは新聞社と通信社であるから、それらの経営の悪化=取材力の低下は、即ちネット上の情報質の低下を意味しているのだ。
当事者たる新聞社はもちろん経営の合理化とあの手この手で収入の確保に努めていることとは思うけれど、読者たる我々も正確かつ質の高い情報を得るためには、あるいは積極的に新聞社を支えていかなければならない時代になってきたのかも知れない。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは9月16日に撮影した写真を6点掲載しております。厳しい残暑が続く中ですが、稲刈りが始まった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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