ステップ3はインテリアのため飛ばして、ステップ4においても大部分がインテリアになりますが、B8は第一転輪の車軸ですので、これのみ取り付けます。取り付ける際に角度に注意し、前作のタミヤキットの同パーツと同じ位置にくるようにします。
続くステップ5でも、B6のみを同じように注意して取り付けます。
ステップ7でも大部分がインテリアになります。非常時脱出用ハッチのC3と、誘導輪の軸B25を取り付けます。B25も、取り付ける際に角度に注意し、前作のタミヤキットの同パーツと同じ位置にくるようにします。
非常時脱出用ハッチのC3を取り付けました。
インテリアパーツは、今回の制作では使用しませんが、車体中央の隔壁パーツC1は、補強のために組み込んでおきました。
ステップ8から12まではインテリアのエンジンやエンジンルームなどの組み立てですので飛ばしました。ステップ13では、背面部のE21のみを組み立てます。ガルパン仕様ではB30がありませんので、B22だけをE21に取り付けます。
B30の穴を埋めるため、いったんB30を接着し、乾燥後にカットする方法を使いました。B22の向きは、ガルパン仕様では逆になりますので注意が必要です。
組み立て後の状態です。B30の穴も埋まって目立たなくなりました。E21の変速機カバー部分は、劇中車と同じ形状で、エッジが無く丸いです。タミヤやドラゴンのキットの同パーツにはエッジがあるので改造が必要ですが、今回のキットでは不要です。劇中車のモデルになったのは、もしかしてこのAFVクラブの製品かな、と思ったりしました。
ステップ14ではゴム付き転輪を組み立てます。ガルパン仕様ではディスクタイプになりますので、プラッツ公式キットT34/85の余りパーツP1、P2に交換します。厳密には段差付きディスクタイプですが、そのパーツが手元に無いので、今回は段差無しディスクタイプのP1、P2で間に合わせます。段差付きか否かは、細かく見ないと分からないので、ここでは拘らないことにします。
ステップ15では、ハブキャップのB1のモールドが甘いので、プラッツ公式キットT34/85の余りパーツP3に交換します。ステップ16は、そのまま進めます。
ステップ17では、誘導輪のハブキャップB38を劇中車の形状に近いB26に交換します。ベルト式履帯パーツは、塗装後に組み付けます。
組み上がった転輪類です。ゴム付きディスクタイプはプラッツ公式キットT34/85の余りパーツP1、P2、ハブキャップは同じくP3を使いました。
右の大きい方が起動輪、左が誘導輪です。誘導輪のハブキャップB38はB26に交換しました。
ステップ7にて、前作のタミヤキットの同パーツと同じ位置にくるように取り付け調整を施しておいたB25です。キットの指示位置よりはやや前に軸を回してあります。
車輪を仮組みすると、こういう感じになります。誘導輪の頂部が、第一転輪の頂部より約1.5ミリ上に位置するのが劇中車の状態であり、前作のタミヤキットでそれを忠実に再現してあるので、今回のキットもそれに合わせました。
続いて第一転輪および第五転輪の軸部を削って調整しました。転用するプラッツ公式キットT34/85の余りパーツP1、P2の穴が小さいので、そのままでは取り付けられないからです。
ステップ18では、エンジンルーム上の通気ファン部分の組み付けを行ないます。
今回のキットはフルインテリアキットですので、これらのパーツ類は他キットには無いものばかりです。
組み立てが終わりました。ファンは4枚とも可動ですが、完成後に見えるのは後ろのB4二枚のみです。 (続く)