先週の休日に模型サークル仲間のA氏、T氏、I氏と四人で神戸三宮に集まり、ボークスやイエローサブマリン、アニメイト、らしんばん、中古ショップ数軒のハシゴを楽しんできました。
その際に、ガルパン一番くじプレミアムの実施店舗も幾つか見かけたので、ガルパン戦車仲間のT氏がチャレンジしていました。A氏が「今度のは、欲しいものが当たる確率が低すぎる。止めた方がええ」とアドバイスしたのですが、一つぐらいは当たるんとちゃうか、と三回引いたT氏でした。結果は、K賞のラバーストラップばかり3点、でした。
半ば茫然としたのち、T氏は「こうなると分かってたんで、星野はやらへんのやね」と感心したように言いました。私は「今回の配分は、例えば全部で100本あるとしますと、A賞からI賞までの9品(上図)が多くても3本ずつ27本ぐらいなので、欲しいキャラと戦車が当たる確率は3パーセント、仮に5本ずつあったとしても5パーセントしか無いわけですよ」と応えました。
なぜそのように説明したかというと、かつての「けいおん」一番くじがそれ以上の厳しい確率であり、毎回のローソンのキャンペーンで何度もチャレンジしたにも関わらず、上位賞のスケールフィギュアを一点も当てることが出来なかった苦い経験があったからでした。
よく下位賞に配分されていたミニフィギュアはかなり当てる事が出来たので良しとしましたが、とにかく上位賞というものはなかなか当たらないものだ、という事を強く実感したことでした。
今回のガルパン一番くじプレミアムは、「けいおん」一番くじの最も難しいパターンであった「HTTの美麗精巧なスケールフィギュアをA賞からE賞までに2本ずつ配分する」と同じ方式ではないかと推察されます。下手するとガルパンの方でもキャラと戦車が2本ずつしかないかもしれず、確率は2パーセントになります。
それに一回830円を投じる経済力も勇気もありませんでしたから、今回のガルパン一番くじプレミアムは全く買わないままに終わりました。
T氏の惨敗を見届けた後に立ち寄ったらしんばんで、上図のねんどろいど平沢憂を800円で買いました。当たるかわからないガルパン一番くじプレミアムに830円を使うよりは、こちらに800円を投じる方が「けいおん」ファン再開中の私にとっては楽しく現実的でした。
「けいおん」関連は、周知のように現在ではすでに中古品がメインで、放送から10年が経とうとしている「オワコン」に属しますから、グッズは何でも安くなっています。全盛期の人気ぶりと150億円の市場規模を反映してか、いまでも中古市場に豊富な在庫が溢れかえっており、一番くじ関連の品でも最安値は50円ぐらいになってしまっています。定価が5万円以上したDVDのBOXセットすら5000円前後で買えるほどになっていますので、最近に「けいおん」ファンになった方にとっては良い環境であるのは間違いありません。
なにはともあれ、私の手元にはねんどろいどの平沢姉妹が揃いました。今年から再燃し始めた「けいおん」への情熱に任せて、今まで買っていなかった姉を2月に買い、そして3月に妹を買ったわけですが、自分が「けいおん」ファンとしての心を失っていないのだと改めて悟りました。懐かしさと同時に、嬉しさも込み上げてまいります。
よし、次回の豊郷巡礼の機会には、この平沢姉妹を連れて行こう、と思いました。わははは。(アホかお前は)