ステップ9では履帯を組み立てます。
ステップ10では左右のフェンダ―を組み立てて取り付けます。作中車は右側フェンダー上の描写が分かるシーンがコミック第12巻の144ページ2コマ目と162ページ2コマ目しかなく、細部が殆ど分かりません。パーツB3のジャッキも見えませんが、これはとりあえずつけて、エッチングパーツのPE-7、11、27は省きました。左側フェンダー上のエッチングパーツのPE-28も省きました。作中車が細かい部品を省略しているようにみえるためです。
履帯は、塗装後に組み付けますので、御覧のように三つのパーツに分けて組み立てました。一応仮組みして長さも合わせましたが、今までの自身の連結式履帯の製作例を振り返ると塗装後に長さが不足したりするケースがあったので、予備パーツを左右1個ずつ用意しました。
左右のフェンダ―を組み立てました。
組み上がりました。
車体に組み付けました。今回の製作では上下の車体を貼りあわせないで、自在にインテリアを見られるようにする方針ですので、上部車体パーツは着脱自在とします。上部車体パーツを外せば、上図の状態になるわけです。
ステップ11では、上部車体をインテリアも含めて組み立てます。エンジン点検ハッチA24に取り付けるエッチングパーツPE-5、6は作中車には見えないので省きます。
上部車体は取り外し自在とし、内部は塗装します。インテリアパーツは全て塗装前に組み立てます。
組み上がりました。
操縦席の計器パネル、操縦手用ハッチの開閉機構も、実車そのままの状態で再現されています。よく出来たキットだと改めて感心させられました。
続いて、前部の牽引ホールドやエンジン点検ハッチ、操縦手用ハッチを組み立てます。
組み上がりました。ハッチ類は全て開閉自在にする積りでしたが、エンジン点検ハッチA24が内部のギアボックスと干渉して浮き上がるため、内側を削って調整しました。それでも完全におさまらないので、仕方なく接着固定しました。 (続く)