先月の模型サークルの定期会合にて、モケジョのエリさんが「このところ、ガルパンの公式キットの新製品もかなり出てきましたね」と話していました。
そういえば、しばらく公式キット新製品の紹介をやっていませんでしたので、この機会に2020年1月現在における1/35スケールの新製品を知る限りまとめてみました。
最終章の第2話に登場した、ヴァイキング水産高校チームのフラッグ車、ノイバウファールツォイクです。劇中車は諸特徴からみてドラゴンサイバーホビーの品をモデルにしているらしいことが指摘されていましたが、新発売の公式キットもそのままズバリのドラゴンの製品があてられています。
ノイバウファールツォイクの適応キットは他にもトランぺッターやアミュージングホビーから出ていますが、組み立て易さ、扱い易さなどの総合評価においてはこのドラゴン製品が一歩抜きん出ているようです。
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続いてはこれも最終章第2話に登場した、ヴァイキング水産高校チームのⅢ号戦車J型です。劇中車は黒森峰女学園チームの同型車の3Dデータを使用して外装カラーのみを変えてあるだけですので、中身はかつて旧公式キットにて出ていた黒森峰女学園チームのⅢ号戦車J型と同じです。
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旧公式キットにて出ていた黒森峰女学園チームのⅢ号戦車J型も、今回リニューアルされて登場です。中身は変わらないのですが、これで新公式キットシリーズでも黒森峰女学園チームの車輌は全て出揃いました。
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大洗女子学園チームの車輌群は新公式キットのシリーズでもまだ全部が出ておらず、今回登場のカメさんチームのヘッツアーも旧公式キットからのリニューアルであるようです。アナウンスによれば、「パーツ構成を刷新し、より劇中の姿に近い仕上がりをお楽しみいただけます」となっています。期待せずに期待するのが適切かと思います。
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こちらは青師団高校チームのⅡ号戦車F型です。最終章第2話の無限軌道杯第一回戦敗退組にて唯一公式キットが出ましたが、これはエル隊長たちの魅力の故というより、Ⅱ号戦車F型自体が、既に公式キット化されている西住家所有車と同じであるためにパッケージの差し替えだけで製品化が出来るからでしょう。
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とにかくプラッツは、出せる品はドンドン積極的に出しているようです。逆に、なかなか出せないものは未だに出せていないところもあり、特にタミヤのみが製品を販売しているキットにおいてその傾向が顕著であるようです。B1bisとか、P40とか・・・。
それとは別に、最終章シリーズで登場した戦車の中には、未だにどこのメーカーからもキット化されていない例が幾つかあります。センチュリオンやARL44に続いての新規開発および販売が有り得るのかな、と期待してしまいますが、現時点では何の情報もありません・・・。