昨日は自分でも大変忙しく行動したので、今日は少しのんびりしています。 こんな時には日本ミツバチ達が、良い観察対象になります。
巣の出入り口の周りを清掃をする様な行動が見られます。 また大きな花粉団子を着けて戻って来る蜂が多数見られます。 すっかり定着した感じです。 私のカメラは古い物で、接写距離はこれが限界だと思われます。 もっと接近できるカメラ欲しいなあ!と思っています。
今日はギボウシの育成に関し、ギボウシその物が最高に美しい状態で観賞する為の、陽の当て方について考えて見ましょう。 私達の間では、陽に当てる事を(あぶる)と言っています。 ギボウシの色を観て、あぶり方が強すぎるとか、弱すぎるとかで表現します。 展示会が近ずいていますので、私達はこの事に大変気を遣います。 お客様に少しでも美しく観賞して貰いたいからです。 この事は突き詰めて考えると、大変難しい問題です。 何故ならその個体その個体であぶり方に違いがあると思われるからです。 あぶった方が美しくなる物と、あぶると緑が乗って暗んでしまう物があるからです。 この問題は一概にこうだと断言する事は出来ない問題なのです。
この画像は今年生まれのギボウシの赤ちゃんです。 もうすでに岩ギボウシの葉の形及び斑の入り方が、識別出来る様になりつつあります。 次々に誕生して来ます。
この二つの個体は、奥多摩系岩ギボウシの実生オリジナルです。 左は奥多摩錦に似ており、右は白鳳に似ています。 でもこの二つの個体はあくまでも実生であり、奥多摩錦、白鳳の名は使えません。 この様に確実に区別をしないと、園芸品種として市場に出た場合、どれが本物なのか?分からなくなるのです。 現実に奥多摩錦として出ているもので、少しタイプが違う物がたくさんあります。
天気は下り坂の様で、現在曇はじめました。