goo-ギボウシブログ  オリジナルギボウシの追求がテーマです

ギボウシの育成
岩ギボウシの交配実生育成をしています
当ブログの、画像の無断使用・転用はお断りいたします。

ギボウシの育成

2008-05-21 14:16:07 | Weblog
今日は天気も良く、早朝より日本ミツバチの巣を観察していましたが、軌道に乗った様な気がします。  思い切ってキンリョウヘンの花を撤去してみましたが、何の問題もなさそうです。  花粉団子を着けて帰って来る蜂がかなり居ます。  この事は内部で巣作りが、急ピッチで行われて居る事を想像できます。  砂糖水を給餌するのは今日だけにしようと考えています。

今日はギボウシの育成に当たり、植え込む時の鉢の選定について考えてみたいと思います。  
鉢を選ぶ場合、植え込むギボウシの葉の大きさとか、背の高さとかを考慮に入れて選びますが、私は以前は、大きく育てようと大きな鉢に植えていましたが、これは最近間違いではないか?と疑問を持つようになりました。  その理由は、例えば岩ギボウシを考えて見ますと、生育しているのは、崖の岩の割れ目の様な、土などあるのかな?と思う所です。  また各地で話題になる、ど根性大根とか、ど根性白菜などもコンクリートの割れ目等で立派に生育しています。  この事は人間が考える程悪い環境ではないのです。  また大きな鉢と小さな鉢とでは内部への熱の伝わり方が、違うと思います。  小さい鉢のほうが温度が上がるのが早いはずです。  私は小さめの鉢を選ぶようにしてから、成績が良くなりました。  しかし良い所ばかりではありません。  乾きについては早くなります。  そんなに頻繁に水やりが出来ない場合はもう少し大きめの鉢が良いかも知れません。  いずれにせよ、保水性の高い土で、小さめの鉢を選ぶと良いでしょう。  また育成を主眼に置くか?、観賞を主眼に置くか?で、素焼きの鉢にするか、化粧鉢にするかを決めた方が良いと思います。

 この画像のようなギボウシは如何でしょう?。  細葉系ですが3~4本の株で観れば良いかも?です。  ですからその品種によって1本で観た方が良い場合と、株で観た方が良い場合があると思います。

 今日の日本ミツバチの様子です。  すごい速さで行き来しています。  すぐ近くでみていても巣作りに夢中で、攻撃する気などさらさら無いと言っています。
    
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またまた来ました!

2008-05-20 15:04:01 | Weblog
またメインテーマ(ギボウシの育成)よりちょっと外れてしまいますがお
許しを。
本日の大雨があがり、晴れてきた時、日本ミツバチの巣をぼんやり眺めて
居た所、遠くの方から変な音が聞こえ、上空に目をやると、ミツバチの大群
が私の家の方に近ずいてくるのがハッキリ確認できました。 
 また私はデジカメを取りに家の中へ。  外に出てみると上空で乱舞
していた大群が、徐々に高度を下げそれこそ(蜂の巣をつついた様な)状
態でした。
変な音に気が付いたのが13時20分の事でした。(ブーンではなくゴーと言う
音)

 ミツバチの大群が乱舞している様子。

 巣の入り口から列を作って中に入って行く様子。
全て入って何も無かった様になったのが、13時35分。 ≒15分間の出来事
でした。
今回の群れの中には、黒くてひとまわり大きい雄蜂も多数確認できました。
18日に訪れた群れは先発隊だったのです。  今回の本隊の群れの中に
女王蜂が居るのではないかと思います。  蜂球とよばれる状態を作らず
に、直接巣に入り嬉しく思っています。  私はこんな事は初めてですが、
かなりの強群ではないのか?と思います。  今回の様に、数日にわたり
分蜂群が移動する事も初めて知りました。
本隊が来たという事は、逃亡の可能性は少し薄らいだのではないでしょう
か?。
あと数日は砂糖水の給餌を続けたいと思います。
 
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ギボウシの育成

2008-05-20 12:11:22 | Weblog

今日は朝から大雨が降っており、自分の何時もの行動が、大きく制限されています。  日本ミツバチの巣はひっそりとしており、外見上はこの中に何千匹かのミツバチが居ることなど、想像も出来ないほど静かです。  午後から雨がやむ事に期待して居る所です。

今日はギボウシを育成する上で、知っておいた方が良いと思われる、芋ぶかしと言われる方法に付いて書いて見たいと思います。  芋ぶかしとは、私達愛好家の間での言葉なのかも知れませんが、植え替えの時に地上部(葉)が付いていない、芋だけになった物を、切り離し、それから新しく芽を出させる方法です。
※ただしその芋に新しい芽を出すための養分が、残っている場合の話です。

  この画像はその芋ぶかしを実施して新しい芽が出て来た物です。  鉢の一部が欠けてしまった物を利用しています。  これはサガエギボウシです。  
その私流の方法を公開いたします。  何も難しい物では有りません。
1. まずその切り離した芋を、頭すれすれに鹿沼土等(ミズゴケでも良い)に植えます。
2. 水をジョウロでたっぷり与えます。
3. メネデール原液を数滴芋につけてやります。
これであとは乾かさない様に管理していれば、やがて新しい芽を出してくれます。
これを上手に育てれば、また大きく堂々としたギボウシに育つのです。

 この画像は18日にやって来て巣に入った、日本ミツバチに逃亡されるのを防ぐ為に与えた、砂糖水に集まっている蜂たちです。  割り箸は蜂が溺死しない様に工夫した物です。  この様な知識は全てインターネットの情報から得たものです。

今雨もあがり、ミツバチたちはもうすっかり自分達の巣の様な感じで、行動を開始しています。  でもまだ安心はしていません。  餌として与えている砂糖水の給餌を止めた時にどうなるかでしょう。


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ギボウシの育成

2008-05-19 14:04:22 | Weblog

昨日の日本ミツバチ分蜂群は落ち着いているようだ。  逃亡されない様に餌として砂糖水を与えている。  逃亡の場合は一週間以内くらいらしい。  その期間が山だと考えている。

今日はギボウシを育成するに当たり、使用する肥料及び薬剤について書いて見たいと思います。

1. 肥料  
マグアンプK(大粒) ゆっくり効いて来る為、植え替え時にやる。
バイオゴールド 天然有機肥料 天然ビタミン、ミネラルがいっぱい。
花工場 液体肥料 水で薄めて使用する。
HB101 植物を超元気にする 液体肥料 水に数滴入れるだけ。
メネデール 植物活力素 いもぶかしの時に効果を発揮する。
還元くん 有用微生物、土壌改良剤 地植えにするような時に土に少量混ぜる。

2. 殺菌剤
ダイセンM水和剤 準備はしているものの、めったに使用しない。
ベンレート水和剤 準備はしているものの、めったに使用しない

3. 殺虫剤
マラソン乳剤 めったに使用しない。
スミチオン乳剤 めったに使用しない。
オルトラン粒剤 一番使用する 虫から守る為の予防にも使用する。
殺ダニ剤 葉ダニ発生の時に使う。

丸葉ギボウシの生育状態の径時変化を観てみましょう
 4月27日の状態


 5月19日の状態。  葉の枚数が増えています。  この様な品種は一本で観た方が良いでしょう。  葉が重なってしまうと良くないと思います。 

これから天気が大荒れになるらしい。 あまりひどくなる様ならギボウシ達は車庫の中に避難させようと思う。

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キターーー! やっぱり来たー!

2008-05-18 20:26:16 | Weblog

日本ミツバチさんがー!。
(ギボウシの育成)のメインテーマからチョット外れる事を、お許し願いた
い。
きょうのカキコが終わり、15時05分頃もう一度日本ミツバチを捕獲しようと
準備していた、巣(杉の丸太をくり抜いて中を空洞にした物)を見に行ったと
ころ、数匹のミツバチが飛んでいた。  複数の蜂が飛んでいるのを見たの
は初めてである。  いよいよ待っていたビックイベントの始まりで、記念す
べき日になると直感した。  急いでデジカメを取りに行き、記録しようとメ
モ用紙も準備した。  本格的にかんさつを始めたのは、
15時10分である。
その後の流れ
15時15分 だんだん蜂の数が増えてきた。(巣から≒4mの位置で観察)
   20分 巣の入り口からどんどん中に入っていく。
   35分 ますます蜂の数が増えて来た。(キンリョウヘンの花に興味を示
すものと  まったく示さないものがいる)。
   45分 同じ様なペースで次から次に飛んできては巣に入る。
   55分 やはり同じようなペースで巣に入って行く。
16時05分 デジカメで撮影しようと巣に接近、≒1mの位置へ。 (ネットで徹
底的に調べて絶対に刺されないという自信があった)。 蜂の飛ぶ羽音が
ブンブン耳元に聞こえる。
   25分 もっと接近しようと≒40cmの位置へ。  ここまで接近すると耳
の穴に入りこまれるのではないかと心配になった。  虫避けネットも着け
ず、腕まくりで素肌露出のままでである。 デジカメで失敗が無いように、何
回もシャッターをきった。
   35分 撮影も終わり、そのままの位置で観察を続ける。 八の字ダン
ス、尻振り、その場羽ばたき、キッシング(相手に口移しで蜜を渡す様な)行
動等、実に面白く観察が出来た。  列を作って入り口から入って行く。
   45分 蜂の数は少なくなって来たが、次々に入って行く。
17時00分 同じ様なペースで入って行く。
   20分 まだ何処からか飛んできては入って行く。
   40分 めっきり数は少なくなった。 でもまだ飛んでくる。
   55分 数匹が飛んでいるだけとなった。
18時00分 まだ1匹が飛んでいる。
   05分 その1匹が巣に入った。 
≒3時間、ワクワク、ドキドキの時間であった。 
昨年の晩秋の頃に日本ミツバチ飼いを計画して、徹底的に勉強し、準備を
進めて来た成果である。 
日本ミツバチはデリケートなところがあり、巣に入っても逃亡するケースもあ
る。
今後は如何にして居着いてもらうかがカギである。
今日は朝の四十雀の巣箱と、夕方の日本ミツバチの観察とで
思い出に残
る、記念すべき一日となった。

 この画像で見えるでしょうか?
巣の入り口に集まる日本ミツバチです。  絶対に刺されない自信はあった
が、怖かったなあ!あの耳元に聞こえた蜂の羽音が!。


                         

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ギボウシの育成

2008-05-18 14:55:38 | Weblog

本日早朝、ギボウシ達のご機嫌伺いをしながら、四十雀の巣箱に目をやると、オスメス揃って本当に忙しそうに飛び回っていました。  ついつい巣箱の中を見てみたい衝動に駆られ、一度だけ見せて貰おうと、脚立を準備しておいて、オスメスが居なくなったのを確認し、そーっと巣箱の扉を開けてみたら、な、なんといるわ、いるわ親だと思い一斉に黄色い口を精一杯開けて、かすかな鳴声で餌を要求していました。  数えたら9羽もいました。  デジカメを準備していなかったのが残念でした。  それにしても四十雀は子育て上手な鳥なのですねー。  私が想像していたよりも早く孵化していた様です。  あと10日くらいで巣立ちを迎える様な気がします。  巣立ちの瞬間を見たいですねー。

今日はギボウシを育成する上で必要な用土について考えてみたいと思います。

1. 地植えの場合
この場合はあまり悩む必要はなさそうです。  私は黒土にほんの少々の腐葉土をブレンドして植えていますが、育ちは絶好調です。  鉢植えの物と比較しても到底たちうち出来ません。  それ程、力強く生長します。  公園等に植えられている物も立派な株になっているのを見かけます。  あとは植えつける場所の日当たりとか通風とかにも左右されます。

2. 鉢植えの場合
この場合が私も含め、皆さんが悩む所だと思います。  私の所は寒冷地仕様で考えなければいけないのです。  真冬には土にスコップを刺そうとしても刺さらない程、凍りつきます。  この様な所で鹿沼土だけで植え込みますと、凍っている状態から融ける時に土の塊が崩れてしまい、粉状になってしまいます。  ですから赤玉土とか桐生砂とか軽石の小粒とかを、ほんの少々ブレンドして使っています。  暖地で真冬でも凍結の心配が無ければ、鹿沼土単用でも問題ないのではないでしょうか。  よくピートモス等を使う人が居ますが、この場合は地上部はなるほど立派に育ちますが、根が育たないのです。  やはり根を充実させてやらないと健康な株とは言えないと思います。  ですからこれは私の場合ですが、鹿沼土95%、その他の硬質土5%程度、の割合で使用しています。  その他、鉢植えの時も、腐葉土をブレンドする人がいますが私には?です。  
結論として現在、私は基本的に鹿沼土がベストだと思っています。

  この画像はサガエの交配種の皇帝です。  まだ赤ちゃんですが、なるほどサガエに比べると覆輪が深く見応えがあるかも?です。  原種のサガエは班も何もない普通の緑葉ですが、それに突然変異で覆輪が生まれ、さらに交配によって進化した物なのでしょうね。
大きく育てと願っています。
この品種は(ホスタ)の世界では、リバテイという名で売られています。
皇帝もリバテイも同じ物です。

今ミツバチの巣箱を見に行ってみたら、いつもの偵察蜂が来ていて、巣の入り口から入ったり出たりして、また巣箱の位置を確認する様な飛行の後、何処かへ飛び去った。  これは何かが起る前兆なのだろうか。?
ワクワク、ドキドキ。

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ギボウシの育成

2008-05-17 13:45:56 | Weblog

本日は明け方雨が降っていたが、その後気持ちよく晴れ上がった。
また日本ミツバチが偵察に来て、巣箱の位置を確認するような飛び方をしていた。

今日はギボウシの病虫害について考えて見たいと思います。

1. ギボウシの病気
ここでの病気については、一般的な病気を差します。  (ウイルスの話になるとややこしくなる為)  私の今迄のギボウシの育成において、かかったと思われる病気は、あまり多くは無いのですが、ベト病、ウドンコ病、黒点病等ではないかと思います。  私は毎日の様にギボウシ達を観ているので、その様な病気に罹れば直ぐに分かり、その鉢だけに殺菌剤を使用します。  ですからあまり多くの鉢が同時にその様な病気に罹る事はありません。  今年は殺菌剤はまだ一度も使用していません。  病気に罹る確率が高まるのは、高温多湿の時季だと思います。  その時季さえ注意すればあとはあまり心配は無いのではないでしょうか。

2. ギボウシの虫害
毛虫青虫等の場合は毎日観ていれば、直ぐに分かりますので、見つけしだい捕殺します。  この場合は殺虫剤は使用しません。  他に飛んできて葉を喰害する虫もいます。  これはその時だけですので、防ぎようがありません。  一番恐いのは気が付かない内に葉元を食い荒らす虫です。  その虫の名は知らないですが、たぶん葉もぐりバエだと思います。  葉元におが屑の様な粉が見られたらその虫がいる証拠です。  気が付くのが遅れるとダメージが大きくなります。 私はこの様な時にはオルトラン粒剤を使用します。  葉の上からその粒剤をパラパラと少量まけばそれでその虫は退治出来ます。  ですから私は予防的に大切なギボウシにはこれを定期的に使用します。  これで完全に予防できます。  竹酢液を薄めて散布すると病中害に効果があるそうですが、私はあまり使用した事はありません。
また葉ダニが発生する事がありますが、これもその鉢だけに殺ダニ剤を使用します。  ですから年間を考えると、一度も薬剤を使わないままの物が大多数を占めます。

その他、猫害について(画像添付)  猫害?あまり聞いた事が無いですね?
、でも確かにそれが有るのです。
 あえてみにくい物を公開しますが、これが現実です。  これはサガエギボウシですが、猫が縄張りを宣言するためのにおい付けで尿をかけた物です。  今まで健康に育っていた物がある日突然に葉が黄変してしまうのです。  この様になってしまった物はまったく観賞は出来ません。  猫科の動物はこの様な習性を持っているのです。  年に1~2回はこの様な事が起ります。  くやしいですが仕方ありません。  私はこの猫に気持ちとしては仕返しがしたいです。  しかしそれをやれば世間は動物虐待だと言うでしょう。  矛盾を感じますねー、、、!。
これは葉のみの被害です。  今年はNGですが、来年はまた元気な芽を出してくれると思います。  物事は前向きに考える事にしましょう。

隣の家のもっこうバラが、満開になりいい香りを放っています。  何か幸せな気分になりますねー。  癒されます。


  

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ギボウシの育成

2008-05-16 14:57:50 | Weblog

今朝早く近くの親戚から、葉物野菜が育ったので採りに来るようにと言う連絡が入り、早速行って収穫しました。  無農薬で育ち、そのみずみずしさには感動してしまいました。  しかし(私採る人)ですのでそんな事を言っていられますが、生産する人の立場から言うと、毎日が畑との格闘だよと言っていました。  その苦労を意識しながら、有難く食する事にしょうと思いました。

今日は私の経験からギボウシの耐寒、耐暑性について少し書いてみたいと思います。

1. 耐寒性及びその対策
ギボウシの耐寒性については、鉢が凍っても平気です。  春には何も無かった様に芽を出してくれます。  理想的な冬越しの状態は、植物全般についても言える事ですが、雪とか氷に埋もれている状態、これが一番です。  何故ならこの状態は雪とか氷の布団に包まれて0℃に保たれているからです。  それが直接外気温にさらされると、寒い地方の場合は-10℃とか-15℃とかの低温に、さらされてしまうからです。  そうなるとやはり耐寒性強健と言えども、凍害が起り、葉がくしゃくしゃになった様な状態で芽を出します。  しかしこの事で完全に枯れてしまう事はありません。  回復するまで時間は掛かりますが、回復します。  冬になると寒くて可哀想だからと言って暖かい部屋に持ち込む人が居るかも知れませんが、ギボウシにとっては迷惑な話なのです。  私の経験から考えますと、寒季にはそれなりの寒さに当てないと、良い芽を出してくれません。  一番容易な冬越し方法は、鉢ごと土中に埋めてしまう事です。  これで安全な冬越しが出来ます。  地植えの物は、もみ殻等をかけておいてやれば十分です。

2. 耐暑性及びその対策
耐暑性についても強健と言っても良いでしょう。  地植えの物等は多少葉やけを起こす程度で何ら問題は有りません。  鉢植えの物は暑さそのものよりも水切れが最も恐いと考えます。  水切れは絶対にNGです。  その他ギボウシを狭いスペースにギューギュー詰めにしてもいけません。  蒸れを起こす危険があるからです。  どうしてもそうせざるをえない場合は、扇風機等で弱く風を送ってやる事も考えた方が良いと思います。  理想的には早朝に陽が当たり、日中は木陰になる様な場所が一番でしょう。  その様な場所が無い場合は遮光ネットを使用します。  この場合でも空気の流れを意識した方が良いでしょう。  夏は特に通風に心掛けてやれば元気に乗り切ってくれると思います。  あまりにも暑いような時は、ギボウシ周辺に水を打ち、蒸発潜熱によって気温を下げてやりましょう。


 上と下の画像の個体は同じ物です。  葉芸自体は浅い覆輪系ですが、葉軸の色が岩ギボウシ独特の色を出しており、立葉系ですのでスッキリとしていて、とても気に入っている個体です。  派手な物ばかりに目が行ってしまいがちですが、こんな所にも美しさがある事を見出したいと思っています。

巣箱の四十雀の雛が誕生して、親がにわかに忙しくなって来たようです。  大きな青虫等をくわえて来ます。


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ギボウシの育成

2008-05-15 14:58:24 | Weblog

本日は晴天に恵まれ朝から忙しく動き回り、今やっと一段落といったところです。  ギボウシ達に健康に育ってもらいたい為、日当たりの良いところに出して、日光浴をさせてやりました。

今日は私が今まで調査経験してきた、ギボウシの生育環境について少し書いて見たいと思います。

ギボウシは大きく分けると次の4種類があります。
1. 大葉ギボウシ 自生地  山の沢沿いの地表
日当たり  雑木林の木漏れ日が当たる場所あるいは日当たりの良い場所

2. 岩ギボウシ 自生地  山の沢沿いの岩場(ただし何処にでもある物ではない)
日当たり  ほぼ大葉ギボウシに同じ
※個体数で比較した場合は、大葉ギボウシの方が圧倒的に多い。

3. 水ギボウシ 自生地  湿地、湿原等(他の水生植物と混生)
日当たり  湿地等でありほぼ終日、当たっている(ただし天候の変化が激しい)

4. 小葉ギボウシ 自生地  私達の生活環境に一番近く雑木林等(特に伐採された開けた様な場所では元気に生育している)
※杉林等で陽光が地表に届かない様な場所には、ほとんど無い。

まとめ  これは私の経験から言えるのですが、ギボウシは比較的日当たりを好む植物であります。 陽光を受ける事により光合成が活発に行われ、健康に育つものであると信じています。
ただし、やはり夏場の直射日光は葉やけの元ですので、遮光をしてやった方が良いでしょう。

ギボウシ雑種の生まれやすい環境
それは私達の生活環境の近くにあります。
理由  私達の庭等には、数多くの品種改良されたギボウシが植えられていて、その花が、小葉ギボウシの花と一致して咲いたとき、それらの花を行き来する蜂等により受粉される可能性が高いと思われるからです。  実際に私は住宅地のすぐ近くの雑木林の中の限られた範囲に班入りのギボウシを見つけた事があります。
山奥に行けば行くほど、こうした交配は起りにくくなり、自然界で起る突然変異のみの発生という事になります。

 この画像は紫ギボウシの覆輪種です。  これは古い品種なのですが、葉芸が楽しめるのに加え、花が濃色でふっくらとした丸い花が咲きますので楽しめる一品です。
紫ギボウシには他に中斑の物がありますが、こちらの斑は直ぐに暗んでしまい葉芸としての価値はあまりありません。  ただし花は同じ花が咲きます。

今日はひさしぶりに、日本ミツバチが飛んでいるのを見かけたが、巣にはいったか?は未確認です。
 この画像が日本ミツバチを誘引するというキンリョウヘンの花です。

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ギボウシの育成

2008-05-14 14:07:08 | Weblog
庭の四十雀の巣箱周辺がなんとなく落ち着きがないので、観察していたら、なんと卵の殻をくわえて巣箱の穴から、飛び去っていった。  これは確実に孵化が始まっている証拠である。  特にオスの方が落ち着きがなく、興奮している様に見えた。  ここまで来ると無事に巣立ってほしいと祈るばかりである。

 この画像は岩ギボウシです。  白い部分がやや多すぎかも?です。  でも美しいと思います。  これもオリジナルの一品です。

 この品も岩ギボウシ×岩ギボウシの一品です。  まだ成長プロセスの中にあり、色はまだ冴えていません。  葉も丸く気に入っている物です。  一緒に写っている平鉢には、ギボウシの種が蒔かれており、発芽し始めています。  まだ小さすぎて写りません。

今かみさんは韓流ドラマを観ています。  話掛けたら怒られてしまいました。
しーーーーー、、、、、!。
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