18キップが1枚残っていましたので、飛騨古川と高山に行ってきました。朝、7時03分発の飛騨古川行きに乗車して、飛騨古川に向かいました。
飛騨古川へ
7:03
JR高山線。
那加駅の跨線橋から。
これから、あの列車に乗ります。
車内。
左は美濃太田の手前。右は美濃太田を過ぎてから。
通勤の人で混雑していました。
8:10
車内に空席が目立つようになりました。
列車の最後尾。
高山線の線路はPC枕木化されています。
高山線は山間部を走るので、トンネルの多い路線です。
8:11
高山線は飛騨川と国道41号線と並行しています。
飛騨川の鉄橋を渡ります。
トンネルが多いですが、橋も多いです。
キハ25
飛騨金山駅で試運転と表示したキハ25を見かけました。
停まっているキハ25.
列車が動き出してから撮影しましたが、ピンボケでした。
こちらは6両編成の列車です。
滅多に撮れないチャンスでしたが、こちらもピンボケでして、残念です。
久々野駅
9:47
上りのひだと下りのひだが久々野駅ですれ違います。
10分程の停車時間が有りました。
みんな、鉄道に関心が在るようです。
下車して盛んにシャッターを押していました。
久々野駅の停車時間は9:41~9:56となっています。
10分以上の停車時間。
特急列車同士がすれ違った後、ゆっくりとホームを離れました。
下りのひだが入って来ました。
上りのひだも入って来ました。
どちらも運転停車ですのでドアは開きません。
高山へ向かいます。
10:02
長い宮トンネルを出ると、宮峠を下ります。
田が実りの秋を迎え、間も無く稲刈が始まるでしょう。
列車が北に向かって走ります。
車窓から宮川が見えますが、川の流れは変わって日本海に向かいます。
10:19
高山駅に着きました。
ここで上りの美濃太田行きとすれ違いました。
高山駅では上り列車とのすれ違いのためか、10:11~10:20の停車時間が有りました。
飛騨古川の街
10:36
高山から15分程乗っていて、飛騨古川に着きました。
飛騨古川の駅前です。
余り、人は見かけませんでした。
飛騨古川駅の駅前の地図。
白い塀の家屋が並びます。
こちらは看板に有った写真です。
4月に行われる古川祭りの様子です。
高山祭りに隠れて古川祭りは目立ちませんが、立派な屋台が町内を巡りますし、夜には起こし太鼓で賑わいます。
三嶋和ろうそくの店先。
この男性も18切符で訪れていました。
古川駅に戻った時にこの男性を見かけましたが、18切符と時刻表を持っていたのです。
店先。
白のろうそくと朱のろうそく。
ロウソクの大きさを匁で表していました。
朱のろうそくを制作するご主人。
ニコニコとした表情で作業を続けていました。
左側に大きなロウソクが有ります。
民家のすだれに竹筒が結ばれ、中にはオミナエシが生けて有りました。
生けられたオミナエシですが、何とも言えない美が有ります。
塀の横を流れる瀬戸川。
川には鯉が泳いで居ます。
この鯉たち。
冬を迎える時期になると別の池に移されます。
美しい景色です。
広場に古川まつりのまつり会館があります。
三寺参りの朝市の場所でホオヅキが売られていました。
1束が100円と安いです。
杉玉が下がった蒲酒造場。
昼頃の時間となったので、この店で弁当を買いました。
店内です。
注文に応じて、暖かいご飯を入れてくれました。
買ってきた弁当です。
暖かいご飯で、ボリュムがあり、味も良かったです。
高山へ
12:08
飛騨古川駅に戻りました。
この列車で高山駅に向かいます。
12:29
高山駅に着きました。
高山駅の表側です。
高山バスセンターからさるぼぼバスで飛騨の里に向かいます。
飛騨の里の園内地図。
飛騨の里に入ると正面に見える旧西岡家です。
帰路に着きました
14:37
飛騨の里から高山駅に戻り、14:48分発の美濃太田行きの上り列車に乗ります。
15:04
宮峠を目指す列車。
勾配を登るのであり、エンジン音を響かせて列車が走ります。
車窓を眺めながらビールを戴きました。
列車の旅の良さは、好き勝手な事が出来ることです。
飲んで、眠くなったら眠ります。
ゆっくり流れる時間。
こんな時間を過ごせる事が、贅沢といえるかも知れません。
16:36
併走する国道41号線と飛騨川。
国道41号線は東海北陸自動車道ができ、通行量が減少しました。
18切符で飛騨古川と高山へ行こうと思ったのは、絵の題材とする、景色を撮影したかったからです。
美しい白壁土蔵の街並みの景色を見て来る事が出来ました。
18切符を使って、列車に乗ってきましたが、行きは3時間半。帰りは3時間掛かりました。長時間、列車に乗っても苦痛に思うことは有りません。
列車の中では、ビールを飲んだり、眠くなったら寝ると、好きに過ごせました。このような事が出来るのも、列車の旅の魅力です。