滋賀県近江八幡市でローソクの光に照らされる街並みやお堀。
街角やあちこちで音楽ライブ。そんなイベントが13日と14日に開かれます。
近江八幡へ行こうと思ったのは、一昨年の八幡堀まつりへ出かけたからです。その時はカメラのメモリーを忘れ、残念な思いをしました。
再び行きたいとの気持ちからカミさんと一緒に行ってきました。
近江八幡へは5時過ぎに着きましたが、点灯し始めるのは6時頃からでした。
先ずは、近江八幡の街中を散策しました。
八幡堀まつりのチラシです。
さすが、プロの写真家。
上手く撮って居ます。
チラシの裏側。
ネットで事前に駐車場を調べてから出かけました。
臨時駐車場に着いたのが17時頃でした。
まだ、明るく近江八幡の街中を散策しました。
道の両側には、点灯するキャンドルが並べて有ります。
古い町並み。
説明板が設置してありました。
街中で見かけたススキとコスモス。
瓶に植えられたものですが、秋らしい風情を感じます。
西川と言うお肉屋さんです。
肉を商っている横でコロッケを売っていました。
普段は70円ですが、特別に60円となっていました。
アツアツのコロッケ。美味しかったです。
西川の外観。
私たちの後に入ってきたカップルです。
美味しそうにコロッケを食べていました。
次に寄ったのが旧八幡郵便局です。
ここはヴォーリズが設計した建物です。
ヴォーリズの説明。
ヴォーリズは関西の各地に建築した建物を残しました。
100年前にアメリカから渡来。キリスト教の布教の傍ら教鞭を執ったことや、メンソレータムを販売したこと。日本人と結婚して帰化したことなど、彼の生涯が紹介して有りました。
ヴォーリズの説明を読んでいて、脳裏を横切ったのは「花子とアン」です。最近の放送では、爆撃を受けるストーリーとなっていますが、その前は、戦局が険しくなり、カナダ人の校長が帰国しました。また、婦人会連中が押しかけ敵国の書を廃棄せよと迫ったシーン。
これは、ドラマ上の事なので少しは誇張されていると思いますが、ヴォーリズはそのような時代を生きてきたのだと思いました。
ヴォーリズの事を思ったときに浮かんだのは清里の清泉寮です。その時人物の名までは思い浮かびませんでしたが、調べましたら、ポール・ラッシュです。
共にアメリカから来た人たち。異国へ来て、苦労されたことだと思いました。
時間がたち、街中でも人が出だしました。
こちらは酒遊館です。
酒遊館の館内を覗きました。
今夜のライブが開かれるようにイスが並べられ、ピアノが設置して有ります。
浴衣姿のお母さんと娘さんたち。
このような姿を見ますと、祭り気分が高まります。
日牟礼八幡宮の参道。
後で、こちらの参道を歩きます。
夕日に照らされて白雲館。
白雲館の内部に有った映画のポスター。
「柘榴坂の仇討」ここ近江八幡で撮影されました。
全国的には9月20日からですが、滋賀県では、地元で撮影されたと言うことで、13日からの公開となっています。
近江牛の握りずしを食べてみました。
左は販売していた千成亭です。
八幡堀へ出てみました。
既に灯りがついています。
岸辺には多くの人が。
橋の上から堀を見下ろします。
ボランティアの仕事。
何人ものボランティアを見かけました。
左は堀の横で灯を灯します。右は街中を歩き、点灯して回っていました。
このイベントがボランティアたちによって支えられています。
街角ではコーラスが歌われていました。
その様子をテレビカメラが取材しています。
こちらは瓦の光で、点灯前と点灯後です。
堀の向こう側ではフルートの演奏が行われていました。
右は堀の階段状のところに観客が座っています。
ズームで2人を狙ってみました。
この場所で映画のロケが行われました。
八幡堀は時代劇を撮影するのに絶好のロケーションです。度々、ロケ隊が訪れ撮影して行きました。そのシーンが随所に貼られています。
商店の店先に「赤こんにゃく」が売られていました。
赤こんにゃくは近江八幡や永源寺の名物です。もの珍しさも手伝って、1袋買いました。
店先に木の舟で、ロウソクが浮かんでいました。
風があり、灯が消えてしまいます。
男性が、わざわざ灯を付けてくれました。
暗くなり、光が増してきました。
街角での演奏。右は瓦ミュージアムの中で発表する人たちです。
下の光だけでなく、頭上を照らす光も有ります。
クラブハリエのポップコーン。
甘い、好い匂いに釣られ列に並びました。
甘くて美味しかったです。
暗くなってきて、光が綺麗になってきました。
八幡堀の白雲橋の上から。
漆黒の暗闇。
闇の中の光が美しいです。
行きの車の中でメロンパンを食べましたが、普通のメロンパンより、小さかったのですが、中に生クリームが入ったヤツでした。
隣で、少しちぎっては、口の中に入れてくれる。
少しづつ食べたのでか、美味しかったです。
八幡堀に向かう向かう前は、まだ明るく、近江八幡の街中を散策しました。落ち着いた街の雰囲気を楽しむ事が出来ました。
往路は国道21号線と8号線を使って3時間ほど。
帰りは名神高速に乗って2時間を割りました。事前にネットで臨時駐車場を調べていきましたら、余裕で停める事が出来ましたが、帰りの時に見たら、満車状態でした。
八幡堀まつりには、一昨年に出かけ今年も、ソロソロそんな時期かとパソコンを検索して開催時期を掴んでいました。岐阜から出かけましたが、岐阜に滋賀の情報は余り入ってきません。もつと、東海地区でもこのイベントがPRされればと思います。
近江八幡の明かりの祭典。風情在る近江八幡の街並みを散策し、楽しめました。
上手に行って来れたと思います。