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歴史勉強会 ヒストリー各務野会  木曽川の川並衆

2017年04月14日 23時13分17秒 | ヒストリー各務野会

今日はヒストリー各務野会が有った日です。
講義のタイトルは「木曽川の川並衆」で、講師はフリージャーナリストで「笠松を語り継ぐ会」を運営しておられる高橋恒美さんです。「墨俣一夜城」に秘策あり、と各務原に「坪内氏」ありの2つのタイトルで話されました。
特に面白いと思ったのは墨俣一夜城の築城です。その事を取り上げたのが前野家古文書の「武功夜話」と言うモノです。その中に墨俣一夜城が記述されているのです。信長が美濃攻略で進軍していく過程で墨俣城を築かせて居ますが、、その内の1つに新加納に砦を築かせて居ます。新加納は各務原台地の西端で、岐阜城の有る稲葉山が良く見える場所です。
私は、新加納の善休寺や少林寺辺りに砦を築いたと推測します。新加納は鵜沼宿と加納宿の間で、間(アイ)の宿でした。陣屋が有ったとされています。新加納に砦が有った史実を掘り下げて行ってはどうかと思います。



講師の紹介です。





講師の高橋恒美さんです。




用意された資料。



木曽川は今のような姿になる前は、もっと北側を流れていました。木曽川が境川であり、尾張と美濃の境の川です。洪水の度に流域の姿を変えていました。
川並衆とは、「木曽川に依拠して、経済力と武力を合わせ持った有力郷士」と定義されて居ます。木曽川が重要な交通路で、そこから得られる利権も有ったのでしよう。
今日は木曽川の川並衆の話しでしたが、去る4月1日に一宮友歩会のウオーキングで墨俣城を訪れました。その時の解説で、「武功夜話」が取上げられました。今日の話でも、「武功夜話」の紹介がありました。このように関連する事がが面白いです。


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