銀幕大帝α

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スノーホワイト/氷の王国

2016年10月08日 15時23分56秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
THE HUNTSMAN WINTER'S WAR
2016年
アメリカ
114分
アクション/ファンタジー/アドベンチャー
劇場公開(2016/05/27)



監督:
セドリック・ニコラス=トロイアン
出演:
クリス・ヘムズワースハンター・エリック
シャーリーズ・セロンラヴェンナ
エミリー・ブラントフレイヤ
ニック・フロストニオン
サム・クラフリンウィリアム
ロブ・ブライドングリフ
ジェシカ・チャステインサラ



<ストーリー>
白雪姫の継母である邪悪な女王・ラヴェンナが白雪姫とハンター・エリックによって滅ぼされ、世界に平和が訪れる。しかし、ラヴェンナには恐ろしい氷の魔法を操る妹・フレイヤがいた。

「白雪姫(スノーホワイト)」の背後に隠された
壮大な物語が明かされる。


-感想-

エルサやん。
エルサの実写版やん。

こんな悲しい気持ちになるのなら愛などいらぬ!
子を焼き殺され自暴自棄になったフレイヤは氷の城を築き、村から浚って来た子達を鍛え上げ強力な軍隊へと仕上げていく。
そんな中、兵士の男女2人が恋仲となり駆け落ちを計画。
しかしフレイヤはそれを許さず2人を無理矢理に引き離すと男を川へと捨て、女は密偵へと仕立て上げる。

その頃、姉のラヴェンナは相変わらず鏡の力に頼りっきりで、権力と美を独占しようと民に猛威を振るっていたが、平和の為に立ち上がった白雪姫により倒されてしまうのであった。

姉が亡くなったのであれば鏡は私の物よ!と新たな欲に走るフレイヤ。
それを阻止しようとするのが一度は川へと捨てられるも命は助かり、白雪姫と共に戦ったエリック。

前作の前日譚と後日譚で構成された続編というよりはスピンオフに近い作品。
大人の事情でアゴ雪姫の出番は一切なし。
代わりにエリックが中心となり物語を淡々と進めていく。

正直な所、パッとしない内容。
シャーリーズ・セロンなんて中盤では全く出てこないし、その中間はエリックと仲間のドワーフ達が地味な冒険をそつなくこなしているだけで大きな見所もなし。

ラストでは蘇った邪悪さだけが取り柄なラヴェンナと、少しだけ良心が残っていたフレイヤとの、これまた見せ場の薄い姉妹喧嘩を感動もへったくれもないまま映し出し、両者共倒れで終幕。

あれだけ愛なんて!愛なんて!!と言っていたフレイヤだったけど、結局は彼女の意思に反して「信じることさ、最後に愛は勝つ」てね、人間様に刃向かうなんて100年早いのよとフレイヤとしては、もう誰も何も信じられない、やってられんわ!て気持ちだった事だろうね笑。
因みにフレイヤの子を殺したのがラヴェンナ。
鏡に貴方より美しくなると言われ「そんな存在許されないわ!」と憤怒した為。
この真実を知った事が喧嘩になった原因。

期待はしてなかったけれど、それなりに面白くは観れるのかなと思ったのに余り面白くなかった。
NG集の方がよっぽど本編より面白かった。
飛行機頻繁に飛びすぎだろw

まあ強いて観てくれを挙げるとすれば、煌びやかな女王の衣装と、イケメン過ぎるクリス・ヘムズワース位じゃないですかね。

評価:★★☆
16/10/08DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-10-05
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『スノーホワイト(2012)』(第1作)
『スノーホワイト/氷の王国(2016)』(第2作)

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