2016年
日本
116分
コメディ/ロマンス/学園
劇場公開(2016/05/28)

監督:
廣木隆一
『ストロボ・エッジ』
主題歌:
back number『僕の名前を』
出演:
二階堂ふみ:篠原エリカ
山崎賢人:佐田恭也
鈴木伸之:神谷望
門脇麦:三田亜由美
横浜流星:日比谷健
池田エライザ:手塚愛姫
玉城ティナ:立花マリン
吉沢亮:日下部憂
菜々緒:佐田怜香

<ストーリー>
彼氏がいないのにいると嘘をついたことがきっかけで、学校一のイケメン・恭也に彼氏のフリをお願いすることになったエリカ。だが、ドSな恭也の出した条件は自分への“絶対服従”で…。
ウソから始まる
人生最初の
ホンキの恋。
-感想-
日本
116分
コメディ/ロマンス/学園
劇場公開(2016/05/28)

監督:
廣木隆一
『ストロボ・エッジ』
主題歌:
back number『僕の名前を』
出演:
二階堂ふみ:篠原エリカ
山崎賢人:佐田恭也
鈴木伸之:神谷望
門脇麦:三田亜由美
横浜流星:日比谷健
池田エライザ:手塚愛姫
玉城ティナ:立花マリン
吉沢亮:日下部憂
菜々緒:佐田怜香

<ストーリー>
彼氏がいないのにいると嘘をついたことがきっかけで、学校一のイケメン・恭也に彼氏のフリをお願いすることになったエリカ。だが、ドSな恭也の出した条件は自分への“絶対服従”で…。
ウソから始まる
人生最初の
ホンキの恋。


近頃の少女マンガは彼氏がドSてのが流行ってるのか?
なんかそういう系統の実写映画を多く観ている気がする。
そのどれもが中途半端なドSて感じだったけど、本作の彼は珍しく本格的なドS。
その為、爽やかカップルさ皆無だけどね。
フリをして貰ったけど、ちょっとだけ見せた“優しさ”に気持ち奪われ一方的に好きになってしまい、意思を決して告白するも「勘違いしてるんだよ」と言われ乙女心ズッタズタに粉砕。
「もうオオカミ少女はやめる」と大泣きし、形だけの友人達にも真実を全部打ち明け孤立。
ドSな彼の前からも姿を消してしまう。
こうなってくると物足りなさを抱いてくるのがドS君。
急に自分の傍から居なくなると焦り出すてのは青春恋愛ものあるあるですわな。
ドSとドM、いいんじゃないですかね。
カップル相性良さそうだし、関係は長続きするでしょう。
こうなると可哀想になるのが根暗青年・日下部くん。
哀れなピエロで終わっちゃって、恋って儚いものよのぉと日下部くんに同情しちゃいましたわ。
顔立ちは綺麗で男前だし性格も優れているのに、女っていう生き物は刺激が少ない男よりも刺激の強い男の方に惹かれちゃうものなのか。
挫けるな日下部!がんばれ日下部!
年齢的に二階堂ふみ(22歳)、門脇麦(24歳)の女子高生姿は大丈夫なのかという不安はあったけど、意外とイケてました。
この2人が大親友な間柄を演じているてのが観てて安心・安全。
お互いに演技派な女優さんなので、2人が絡むシーンは落ち着いて観ていられます。
「どした?」「私もう無理」
慰みを求め、慰みを与える玄関先での大親友だからこそ出来る悲しみを分ち合う場面はウルッとしちゃったなぁ。
あそこは本編一番の名シーンだったと個人的に思っています。
ここでの被写体を引いて映すのもそうだけど、人物に寄せず思い切って引きのまま台詞のみで雰囲気を作り、敢えて場面状況を鑑賞者の想像で膨らませる演出がとても好みでした。
監督さん的には斬新な試みだったんでしょうけども、被写体が近くに映っていなくても言葉の交わしだけで十分どういった気持ちで接しているのかが伝わってきたし、その場での今の顔も自然と頭の中に想像として浮かんできましたから、逆に強い印象を与える意味ではこの演出方法は成功だったと言っても良いんじゃないかな。
終盤は研修旅行として神戸の街を訪れているのだが、ゴミ箱を漁っている時に通りすがりで出てきた地元の若者のコテコテな関西弁は違和感ありまくり。
ああいうのを大胆?に出されると同じ関西人としては方言指導怠ったままエキストラ出したんじゃないかと勘繰ってしまうよ(笑)。


形だけの同級生の友人の一人として武田玲奈ちゃんが出演していた。

主要キャストとしては名を連ねていないので、出ている事すら知らなかったよ。
まあ確かに殆ど出番は無かったけどもさ、人気絶頂期の武田玲奈でさえも監督次第では脇へと追い遣られちゃう事もあるんだね。
なんでやねん!他の子よりも一番可愛いやろ、もっと映せ、もっと出演時間与えんかいっ。
評価:★★★☆

16/10/22DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2016-10-19
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