CABIN FEVER
2016年
アメリカ
98分
ホラー
R15+
劇場公開(2016/08/01)


監督:
トラヴィス・Z
製作総指揮:
イーライ・ロス
原案:
イーライ・ロス
脚本:
イーライ・ロス
出演:
ゲイジ・ゴライトリー
マシュー・ダダリオ
サミュエル・デイヴィス
ナディーン・クロッカー
ダスティン・イングラム

<ストーリー>
夏休みに山奥の小屋にやって来た5人の若者たち。彼らが酒やドラッグを楽しんでいると、突如血だらけの男が乱入してくる。
-感想-
2016年
アメリカ
98分
ホラー
R15+
劇場公開(2016/08/01)


監督:
トラヴィス・Z
製作総指揮:
イーライ・ロス
原案:
イーライ・ロス
脚本:
イーライ・ロス
出演:
ゲイジ・ゴライトリー
マシュー・ダダリオ
サミュエル・デイヴィス
ナディーン・クロッカー
ダスティン・イングラム

<ストーリー>
夏休みに山奥の小屋にやって来た5人の若者たち。彼らが酒やドラッグを楽しんでいると、突如血だらけの男が乱入してくる。


ここの何処がリゾートなんだよ!!
ホラーファンなら認知済みな題名でしょうし、結構長く続いているシリーズでもあるので、今更説明不要なリブート作。
一応知らない方の為に簡単な紹介をすると2002年に製作された『キャビン・フィーバー』は監督イーライ・ロスがデヴュー作として低予算で撮った感染スプラッターホラー。
ギャグ要素も入ったその作品はそれなりの大ヒットを収め、イーライ・ロスの名も一躍有名となります。
本作はそんなイーライ監督にとっては思い出深い作品を新人監督に任せて生まれ返させたものとなっています。
内容的には単純で、汚染された水を飲んだ若者達の皮膚が血塗れに腐り始め、血を吐きつつ死んでいくお話。

見所はそのきったねぇ血塗れ姿。
皮膚が剥がれ落ちていくので、元の容姿がどんどんと崩れていく具合が超気持ち悪くなっております。

直視したら驚き吐き気を催す原型無き成れの果て。
誰だおめぇ状態です。
因みに上画像のお嬢さんが感染・発症する前の綺麗な時がこちら。

町から遠く離れた場所で起きる出来事なので、ホラー映画お約束の携帯電話が圏外は当たり前、救いを求めても他人が殆ど居ないので「どうすればいいんだ」とパニクるしかない。
ただこの作品の異常で不可思議な所は、町の人は「感染」に対して何かしら事情を知っているらしく、事態を把握すると銃を片手にぶっ殺しに来る事でしょうね。
リゾート地担当保安官も決して応援を呼ばずに感染者をライフル銃使って始末する有様。
多分、外部に漏れない様にとひた隠しする為に町ぐるみで事実を隠蔽しようとしているんじゃないかなぁ。
それが防げなかったてのがラストカットへと繋がり、そこからまた何かしらの進展が生まれてくるのでしょうけど、リブートの2作目が製作されるかどうかは分かりません。
オリジナルにも登場した謎のパンケーキ少年もこのリブートに出現。
少年は感染者の一人に噛み付いていたので、彼を媒体にして町そのものが感染パニックを引き起こす可能性大でしょうけど、果てさてどうなる事やらの取り合えず事件は収拾しました的な形で地獄と化したリゾート地は警察・救急によって片付けられておりましたが。
以前イーライ・ロスは若手監督のタイ・ウェストにぞっこんでしたが、今度はこのリブートを監督したトラヴィス・Zの手腕を高く評価しているみたいでして、本リブートの出来具合にも絶賛の言葉を残しております。
個人的にはタイ・ウェストの作品殆どに「彼の何が良いのか」と疑問持ちましたが、トラヴィス・Zの演出は意外に良かったと思いましたので、次に手掛ける(かもしれない)オリジナル作品にも期待してみようかな。
オリジナルから大分年数経ってのリブートなので、イーライ版はもう忘れちゃったなぁて方は新たな気持ちで鑑賞されてもいいかも。
グログロな気持ち悪さ全開のスプラッター好きならば借りてみても損はしないでしょう。
ただ、オリジナルとリブートどちらとも観た者としての感想は、オリジナルの方が低予算ならではの荒い演出から出た描写全てに対しての汚らしさが全編に散りばめられていたように思えるので、惨さの中のユーモアという強烈な印象・衝撃を与えてくれたオリジナルに軍配を上げたい。
評価:★★★

16/10/27DVD鑑賞(新作)



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レンタル開始日:2016-10-20
メーカー:ファインフィルムズ
情報
<カリコレ2016>
関連作:
『キャビン・フィーバー(2002)』(オリジナル)※個人的評価:★★★☆
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